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2020年5月

トップウォータールアーレイクレコードサイズも❕

 ボチボチと!あちらコチラでバスの産卵の終了期を迎えるこの時期    いよいよ始まる夏のパターンに変わりゆくまさにこの頃《時期限定のバスフィッシング》トップウォータールアーの醍醐味が期待できる季節の到来です。 
もう少し…数日先になりそうですが…
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 梅雨を迎える頃になると、バスの産卵期は一段落します。
彼らは衰弱した体力の回復のために、旺盛な食欲を見せるようになります。 
 ここで登場するのが、トップウォータールアーであり、トップウォーターゲームの醍醐味をいちばん楽しめる一年の始まりで【エキサイティング】なシーズンを迎えるのです。
またこの時期にしか味わえないバスフィッシングの醍醐味であり、まさにバス釣りの『キング オブ ゲーム』だと言っても過言ではないと思います。
 もちろんコレは私の中で、『一年で一度の』シーズナルパターンフィッシング、フィッシングスタイルの一環です。
  まぁ ひとつの儀式的な物なので皆さんに特別に勧めることでも有りませんが、何かの始まりや目標にと考え1年間のストーリーに役立つ事だと思います。
 
 
 

ふたつのトップウォータールアー

 
 
A   エディやマークスなどは、 ダイビングペンシルベイトです。
 
 このルアーは立ちペンタイプですが、頭までダイビングするような動きではなく、どちらかと言うと ボディ全体を左右に振り、移動距離の短い、ピンスポット狙いのルアーです。
沖にある一本杭や立木、橋脚などの【縦ストラクチャー】に対してアピールできるよう制作しております。
 ひとつ付け加えると、急深で風や流れ込みなどによる流れが「発生しないエリア」では、特にその力を発揮します。
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B  ハゼ、エス、ゼロ、エヌは、スライドタイプです。
 
 個々のタイプで違いますが、大まかに説明します。
ハゼペンシルは、頭を少し上げ、ボディ全体でスライディングする「ドックウォーク的」タイプで、ゼロペンシルなどは、リップ部分で大きく水を受け、波紋を大きく出すタイプです。
 エスやエヌは、リップ部分が「カップやストレート」タイプなので、平浮きの直線的なアクションを得意としております。
どちらかと言うと、波風が無く、比較的浅いエリアを幅広く探れるタイプです。
 
 
 

ルアーのサイズや数

 
 
 トップウォータールアーは、少なくても3本〜5本を用意し、浮き方やアクションの違う物を3本くらいは揃えて置いた方が良く、そのルアーの特徴や特性、効果などを良く知っておく必要がある。
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また余談では有るが!
 カラーリングに関してひと言  ベリーからベリーサイド側とバックテールカラーを気にして見ていただきたいです。
多くの場合、水の濁りや澄んでいるときなどアタックの際に この辺りのカラーリングで釣果やサイズが大きくかわります。
 このことを少しだけ考えルアー選択をすると、(ルアーサイズ、カラーリングなど)面白いように様々なサイズのバスがバイトしてきます。
もちろん ! そのレイクのレコードサイズも狙えるかもしれません。
 
と言う事で!  私も準備しますので、皆さんもそろそろ準備を初めてください。  
 
 
 
 
 I hope that today will be a wonderful day for you!
Fishing lovers are all friends we look forward to your activities  
Good luck for good fishing      TAD lure 
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 今日があなたにとって素晴らしい日になることを願っています!
釣り好きはみんな友達 私たちはあなたの活動を楽しみにしています。 良い釣りをそして幸運を
ティーエーディー  ルアー
 
 
 
 

ルアーコーティングとドブ漬作業、デッピング

【表面のコーティング】

 
 ルアーは水面やその他多くの物に叩きつけられ、その衝撃は私たちの想像を遥かに超えております。      
その為、私の制作経験から「プロトタイプも含む」表面をただ単に、【硬くすれば良い】と言うことでは有りません。
単に表面をカチカチに固めるだけの方法では、時が経つと塗装が軟化、剥離するようにパリパリと剥がれてしまい最悪の場合には、ヒットした魚も針や糸などが付いたまま逃がす事になります。
 
TADのデッピングは、木材のもつ本来の柔らかさと溶剤の効果、このふたつの組み合わせで、耐久性を上げると言うことです。
 
 
 

【溶剤のディッピング作業】

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 多くの方が、作業時間の短縮や効率などを考えて、一回のデッピング作業で2〜3時間ほどの乾燥時間を置いてから次のディッピング作業に入りますが、TADの作業工程では、一回のディッピング作業後、次のディッピングまで、最低でも8時間以上の乾燥時間をつくり次のディッピング作業を行います。
この方法は、非常におおくの時間が掛かってしまいますが、完全乾燥をおこなった方が、つぎの溶剤の浸透性が良くなりより奥のほうまで溶剤が浸透するからです。
 
また 完成した後に、魚やキャストミスなどで大きなダメージがあったとしても、木材に水が染みにくくなるための大切な作業で、後々の修理やメンテナンスなどの時でも細かな修正や《サンディング》などが綺麗にできる事が最大のメリットになります。
そのためにも敢えて『慌てず、急がず』のディッピングと乾燥作業をおこないます。
ルアー作りの【見た目では見えない】☆☆の部分までと、とても大切で貴重な時間だと考えております。
 
 

【ディッピング作業日数】

 
 ハードバルサ材を例に 削りたてのハードバルサ材は、 
頭からとお尻側からの両方からのディッピングを1回として数えて、最低でも40回以上はディッピングを行います。 
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 先ず頭から《オリジナル セルロースクリア》の中にドブ漬けし、15分ほどの乾燥後に、お尻側から再度ドブ漬けを行います。
この段階で初めて1回と数えその後はハンガーに吊るして乾燥させます。    
乾燥時間は、
春頃から秋頃までが、12時間〜18時間程」長雨などの湿気がある時は少し時間を掛け24時間くらい置く時もあります。
秋頃から冬頃は、8時間〜15時間位の乾燥時間をかけます。
 
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 やく1日1回の作業で、40回以上ということは、この作業だけでも40日間掛かると言う事になります。 
 この方法を行うとバルサ材とは思えな位ほどの 《強度に優れ壊れにくい商品》が出来上がるからです。
 
ここまで丈夫で強固なルアーを作る事は、私自身のこだわりでもあり、皆さんになるべく長く使っていただきたい事と、ヒットした魚を大切にしていただきたいと考えているからであり、またそのヒットルアーで大物を釣っていただきたく思いますし、いち釣り師とし、魚もルアーも大切にしたいからです。
 
 

《もしも破損、破壊》

 
 修理などにつきましては、なるべく早く、最短で直す事に努力しております。
 
例えば   リップの付け根が割れたときなどは、「最短で3日ほどで仕上がり」今週 壊れたとしても! 翌週には、治りますから、またその週末には、安心して使用できます。
 
この様に複雑な工程をいくつも重ねますが、修理なども受け付けておりますので、ご安心して使用してください。  
最後になりますがTADルアーは、修理費用などは、一切掛かりませんので、お気軽にお声掛けください。 
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 一部の商品で、
明らかに《解体などの意図的な目的が感じられる商品》に付きましては、修理等をお断りする場合があります。
また 近頃TADルアーでは無い物が出回っております。 コチラの商品に関しても 一切修理等は、行なっておりません。
 
 
 
 

この時期は、ランカーサイズ

 ランカーサイズには、フローティングタイプがランカーバスに効くことは、バス釣りを長年やっている方でしたらご承知だと思います。
ティーエーディーミノー【F】
フローティングルアーの浮き姿勢は、【水平スタイル】です。
キャスト後の浮いてる姿は、《水面姿勢》や《着水姿勢》は、ノーズからテールエンドまで水の中に入っているタイプで、これは水面近くや水面下をリトリーブすることができれば、ランカーバスにアピールでき、狙って獲ることができるからです。
 またベイトフィッシュに無駄なプレッシャーを与えない事やあたかもベイトフィッシュの仲間であるように意識するからです。 
 大きな特徴として(動き出し)に関してもとても滑らかなスタートでリトリーブを開始すると、そのハイレスポンスに驚くことでしょう。
 

ステップアップ

 
 一般的にフローティングルアーの凄さを知ってる人は、サスペンドやシンキングベイトより多くのサイズやカラーを持っている人が多いるぐらいです。
私がフィッシングスタイルのアドバイスをするときには、先ずは ルアーボックスを見せていただく事が多くあり、その方の手持ちのルアーから『色やサイズ』などを参考にし、最後に『フローティンタイプとシンキングタイプの本数』を確認しアドバイスをいたします。
 また このアドバイスで大切にしている事は、「なぜ?』と言う《問いかけ》や《質問》を多くいたします。
 【このナゼの問い掛けに多く答えを頂けるかた】は、どちらかと言うと【玄人】と言うイメージがあり、ある程度の経験を重ねてた方のルアーセレクトになっており、次のフィッシングスタイルのアドバイス『ステップアップ』に近づけるよう心がけております。 
 
 
 

フローティングイメージ 

 
 マイナスイメージは、ウエイトが軽、無駄に浮かび上がる また 
ルアーが、ターゲットから逃げて行く、離れて行く と
その中でも①番多い答えが 風や波にカンタに流されると言うことでした。
 
この様なイメージを持たれた方のアドバイスとして。
マイナスを利用【活用】してプラスにする『目』を鍛える。
 
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ウエイトが軽い

 軽いと言う事は、風に『乗せやすい』と言う事であり、風を味方にする事がアウトドアフィッシングのひとつの楽しみ方でもあります。風を感じ、ルアーを風に乗せようと心がけてキャストすれば、楽しみも倍増しフィッシングテクニックが上達したかの様に上手くなります。 もちろんラインのチェックを忘れずに!
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  無駄に浮かび上がる

 ルアーの問題では無く!『水の流れ』の話しになります。
引いていた物を止めれば『漂いながら』浮き上がります。
浮き上がりのイメージは、水深にもよりますが、「ベイトフィッシュ」が(ゆっくりと水面方向へと移動する)イメージです。
リーリングスピードの強弱で調整し、リーリングスピードが【速すぎか遅すぎ】だけてす。    リーリングスピードを 1〜10までとし、着水後は10%のスピードで巻き、ターゲットが居そうなところは、徐々にゆっくりと巻き、全体のスピードは50%位まで落とし、その先では30%位とゆっくりと【漂う様なベイトフィッシュを演じ】キャストが終了します。その後次のキャスト、コース取りに移ります。
 
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 逃げて行く、離れて行く

 この答えは案外簡単に解決できます。 そもそもルアー(ベイト)は、弱い物なのです。
大きなターゲットから逃げる事が当たり前の姿なのです。
ただ一つ皆さんが《大きな間違え》をしているだけなのです。
ターゲットから逃げる時に、(ふわりやゆっくり)と逃げているからと、ターゲットにアピールする前に逃げているだけなのです。 
 
余談ですが… 
子供の頃に鬼ごっこをしたらどうしていました?  見つかる前から逃げていましたか?  きっと!見つかってから逃げたと思います。
ルアーでも全く同じです。
ターゲットにゆっくり近づき、その後、オーバーアクション「ガツッン」で逃げたとすれば、ターゲットは、思わず襲ってくるでしょう。この一瞬のタイミングです。
もちろん水中は見えませんが、同じ場所を何度か試してもらえばきっと良い結果が出ると思います。
 

 波にカンタに流される

 
 魚は必ず流れの「上流を向いて」います。風などの影響があったとしても、風上を向きます。
中には 完全に流れと逆に『風』が吹き上げる事も有りますが…
そのような時でも魚は、波や風が少しでも穏やかな場所に移動します。 
この様な場所は、ルアーがどの方向に《流れるか》を確認し、流される(出来るだけ上流から)スタートします。
その後(下流側)からもチェックすることです。
 
基本は、上流からゆっくりと「メリハリ」をつけながら流す事です。
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ティーエーディー
ミノーもジャークも年間を通して使用できますが、特にカラーリングなどはコレから夏の高水温時などあり、その時々に合う最適なアクションやカラーリングなどを考え制作していおり是非一度は、使ってみてください。
新しいフィッシングスタイルが見つかります。
 
 
 
  

トップウォーター ガボスルアー制作

【ガボス80ポップベイト編】
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ハードバルサ材を使用してバス用のトップウォータールアーの制作風景などをご紹介いたしますが、材料のカットの様子などは省略いたします。
今回はアウトラインのカット済みからはじめますが、この作業前に材料のセンター「ワイヤーハンガーの溝掘り」カット処理を済ませておきます。
 
 

アウトライン

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 アウトラインに沿って材料のカットを小型の電動糸ノコを使い正確にカットしていきます。

次に   カットした材料の「上下から」と前後「頭部側とお尻側」にラインを引きます。
今回のルアーでは両サイドもカットするので、前後の太さなども合わせます。
この時点ではまだ 『四角形』になっております。 
ここまでの作業は電動工具の力を借りての作業となり、ルアー全体として電動工具の作業は全て終わります。

 

角を落とす

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 《ナイフを使い》四角形だったモノを【六角形】【八角形】【十六角形】と徐々に削り取り最終的には、【円や丸】ルアー本来の姿に近い状態まで仕上げます。  

ここで言う近い状態とは、《ポッパータイプ》なのでフロントカップの削り作業もこの時点で進めます。
荒削り状態ですが、深さを確認し、ボディバランスなども「ハンガーの位置やウエイトの位置など」を確かめ【ポンチやキリなど】を使い(小さな穴マーク)を付けます。
 
この時にセンターヒートンの位置に《キリや太めの針金等》を差し込みルアーとしてのバランスなども再度確認します。
 

 

 サンディングです

一般的には、ここまで出来上がったモノに【紙ヤスリ】などを使い仕上げて終わります。
多くの方がこの作業でサンディング作業が終わると思いますが、TADは、ここからが他のかたとのやり方が違います。
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 まずは【金属製木工ヤスリ】を使いボディ全体を《木材の木目に逆らわないように」かけます。 

この作業を「する、しない」で後のサンディング状態の「仕上がり」「綺麗いさ」で大きく変わる大切な作業です。    
このひと手間がTADの良さです。  この作業後に【ペーパーサンディング作業】を開始です。
 
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フロントカップの削り作業もこの時点で進めます。

【150番】から始め最終的に【240番】で仕上げ、サンディング作業を終了いたします。

この状態まで進めたモノだけが、始めてTADルアーとして20%程が完成です。   
この状態では、まだ『フェイスデザイン』目玉部やエラ部などの細かなデッサンなどは行っておりません。  
 
 

 

 今回の工程で、【ブランクス状態からナイフでのカット、サンディングまで】の作業時間ですが、

プロトタイプ① 本でしたら15分程で出来上がります。
ティーエーディールアー1回の作品制作では、最低30本程制作しますので…  そのぶん ひとつひとつの工程作業には多くの時間が掛かってしまいます。
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また実店舗では、いつでも作業風景や制作工程など、どなたでもご覧できます。
御注文を頂いている皆様にはご迷惑をお掛けしておりますが、『仕上がるまでの楽しみ』として、御理解のほどよろしくお願いします。
 
 
 

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