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ペンシル系

ビッグルアーのネクストブレイク

ねくすとブレイク、、か!

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の数年でベイエリア内【ボート釣り】やショアからのビッグリバー系でけっこう目立つ釣り方が、18cmや20cm以上のルアーでシーバスを狙うやり方が徐々に多くなってきたように感じます。
私のtadルアーでは、かれこれ10年以上前からこの釣り方が、【ある一定の条件下で】とても有効的な釣り方であり、これから新たなシーバスフィッシングのスタイルになるだろうと、少なからず考え方を抱いておりました。
このシーバス釣りでのビッグベイトルアーゲームは、次期ネ!くっすとブレイク!になると信じていますので、私の経験からいくつかの【ここがポイント】を短くお話します。
 
 

ルアーの選び方やマテリアル

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ベイエリアのシーバスでも大きな餌におおいに反応する。この事は18cm以上のルアーでも十分に釣れるということは、熟年アングラーさんでしたら、すんなりと聴ける話しだと思います。
もちろんこのビッグサイズのルアーに合わせた、ロッドやラインのパワーも高めにする必要があります。また、ルアーの形や色もシチュエーションに応じて変えることがひとつのファクターとなります。
風が強い日や波の高い日などの濁りの強い日は、大きな波動や低音質系の音でシーバスの注意を引くようなルアーを使うことが、とても良い効果が出ることもあります。その逆に、水面が穏やかで周りが静かな日やいつも以上に水が澄んでいる日は、アングラーの想像を上廻るほど、小魚やベイトフィッシュの警戒心も一層強くなります。
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当然ですが大型のシーバスの警戒心も凄く高まりますから、このような時はよりナチュラルな動きや色を選択し、尚且つ無音に近いルアーを使用することをお勧めします。またプラルアーの改良形として、各ラトルを固定した物や移動形ウェイトを固定形ウェイトルアーに改良する事などもあります。 
一般販売している物でとくにウッド製ルアーは、この固定形ウェイトルアーが多く有り、この型になります。もし貴方がウッド製ルアーをまだ使ったことが無いのであれば、是非 一度挑戦して欲しいルアーのひとつであり釣り方なのです。
このブログを読み、この事に興味深い関心がでている方ですから、きっと今以上の良い釣果が出ると思います。
 
 

ルアーの操作法、アクション

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18cm以上のルアーは、小さなルアーよりも重量があるので、キャストからリトリーブまでにより大きな力が必要になります。
そのため、私のお勧めは、ルアーの操作法は至ってシンプルにすることが【ひとつのコツやポイント】になるということです。
いちばん基本的なアクションは、ルアーを水面近くで、できるだけスローに引き、一定の速度で巻き上げるだけで、シーバスに対してとても魅力的なアクションとなり、シーバスの攻撃、本能を誘発できます。
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ただしこのようなアクションでも、シーバスの活性状態や他からのプレッシャーで極端に活性が低いときなどは、ルアーのアクションをストップアンドゴーなどのスピード変化やアクション時のリズムの変化を大きく変えたりすることがとても大切です。
コレは普段より超ワイドなスライド系のストップ!アンド!ゴーのアクションを加えたりするととても効果的になります。
この時は1.2.3...4.5.など、自身のカウントでアクションに時に差をつけることもとても大切なことなのです。
 
 

ルアーの釣り場、フィールド

 
18cm以上のルアーでシーバスを狙うフィールド、釣り場としては、基本的に【コノシロサイズのベイトフィッシュが居なければ狙えない】という考え方が、ごく一般的な考え方でした。
近年とくにベイエリアでも、大型のシーバスが大きな餌を捕食してるようなシーンは以外と多くあります。
通い慣れている釣り場を良く観察していると、何かいつもと違う事に気づきやすく、また大型のシーバスや大型のベイト類を探すことも簡単にできるはずです。
とくに河口や海岸の流れのある場所や水深の変化のある場所、橋脚やテトラポッドなどの障害物のある場所は、大型のシーバスが大型のベイトを待ち伏せしていることも多々あります。
これらの場所では、とくに大型のシーバスが大型のベイトを待ち伏せするポイントとしてが多くなります。
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このような場所は、敢えて意図的にこのポイントから大きく離れた場所、一見何も無いようなところにキャストしてみます。
すると18cm以上のルアーでも違和感なくチェイスやバイトが多く出る時があり、18cm〜25cmのルアーを使い通すことで、また新しい発見や大きなチャンスにも巡り合うことができます。
過去の経験からどうしても、ワンパターンなスタイルになりがちですので、ぜひ一度挑戦して欲しい釣り方だと思います。
そしていつの日か18cm以上のルアーでも、その時々に合わせた【シチュエーションでシーバスを狙うことができる】と言うことが、ひとつの自信へと繋がります。
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シーバス釣りをもっと自由に楽しんで、楽しんだ方だけが味わえる釣りはまだまだ多くありますからね。
今回は一通りの流れのような説明となりました。 
 
このブログを読み、この事に興味深い関心がでている方ですから、きっと今以上の良い釣果が出ると思います。
また機会があれば、もう少し詳しく書きたいと思います。
 

ルアーラインアイとライン

ルアーラインアイが気になる

 皆さんは、良く良くルアーを見てあれ? と、思ったことはありませんか?
とくにリアル系と言われている物を見たときです。
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私の見方が、変なのかもしれませんけれど…
でも皆さん良く観てください。
リアル系でこんなに綺麗に作っているのにもかかわらず『鼻先に丸い針金』が付いていて、尚且つ!
ボディから飛び出している。
このことは、ルアーを知らない方から言われた経験があり、確かにそう言われてみればと!笑ったことを覚えています。
 

ルアーラインアイを隠すことを考え

 このことから暫くラインアイをボディに隠すことばかりしばらく考え、、一応形にもしてみましたが、上手く行かず【どうすれば綺麗に一体的に隠せるか?】を考えましたが、いろいろ問題が生じ無理でした。 
なんとなくもう少し時間をかければ良い案が浮かぶかもしれませんが、今のところ難しいようです。
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ルアーラインアイを隠すには、どうしたらいいのか?
幾ら思考錯誤してもこの時は、良い物が出来ませんでした。
 
その内容は次のような事でした。
【ボディ内部に隠すことにより、アクションの制限が多くなる】
【一体にするとラインアイを開けたところが、部分的に弱くなり、塗装が剥げる】などが有りますが、最低でもこの辺りをクリアできるようにならなくてはなりません。 
いつになるかまだ分かりませんが、きっと成功させたいと…考えております。
 
 

ルアーラインとラインアイ

 先ず貴方は、ルアーラインについて「良く考える方ですか?」それとも、いつもの様に「あのメーカーのラインをまた使おう」と決めてしまう方ですか?
 
ラインでも、あれこれと考える私なので、少しお話ししようと思ったのです。
また今回は、ラインの他にラインアイ「ラインを結ぶ所」についても考えてみようと思います。
 

ラインは基本ナイロン製

 私は週3日から4日は、ルアーテストを行なっていますから、メインラインの消耗がとても激しく、
2回に1回の割合で、全て交換しています。
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なぜ これほどまでに多く交換するかというと、使用するルアーが【プロトタイプ】や【仕上がり寸前の最終テスト商品】なので大切に扱わなくてはならないからです。
 
使用してるラインは、次の通りで、私の場合には、
ほぼ100%ナイロン製を使用しております。
 
バス用          12lb.14ld.16lb.20lb.30lb
シーバス用 10lb.12lb.16lb 
リーダー    25lb.30lb.50lb 
リーダーは、フロロカーボン製を使用しテスト致しますが、メインラインは、ナイロン製ラインで、これは多くの方が一番使用している物だからです。
 
また これとは別に、トラウト用やビッグベイト用などもあり、そのルアーに合う物やオーナー様のご意見をお聞きして選んで使用しております。
そのため、TADが推奨やお勧めしている物やメーカーなどはありませんし、ラインアイとの相性が「良い」や「悪い」などということも無く、ナイロン製からPE製ラインまで、何の問題もなく使用できるように、製作しております。 
 
 

大きな負荷で変形しても

 スタートアクションはとても大切であるのですが、ラインアイ「鼻先の部分」の【変形】や【曲がり】に気が付いていない方も多くおります。
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「楕円形状況」になっている物で、この楕円形形状の物は、大きな魚をかけたときや根がかりを外した際に、どうしても一点に力が掛かり多少変形します
これは使用していればどうにもならないことですが、変形や曲がりも簡単なテストでその判断ができます。
 
 
先ずは、変形しているかは、目で見て「縦横」を確認し、その後、実際にルアーを投げ、使用するテストになります。
ラインアイに通常通り、ラインを結び、そのラインをカットし、次に、最初結んだラインの横「左右どちらでも良い」にもう一度ラインを結びます。
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    この段階で2個の結び目が出来ます。
 
2個結んだラインを左右に広げて2個のラインの真ん中に、もう一つリールからのメインラインを結びます。 
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   トータルで3個結びめを作ります。
これでテストの準備ができました。
 
結びめが3箇所あるルアーを投げてみると、真っ直ぐに泳いでくるはずですが、微妙な状態でも左右や上下に、泳ぐ物は調整が必要な物だと判断できます。
またテスト時のアクションは【3アクションめ】が目安になり、このアクションを何度か繰り返すことで「左右」や「上下」の細かな調整もできます。
 
直し方は【向いてしまう方】の『逆側』ラインが結んで有る方にラインアイを傾けることです。
何気なく使用しているうちに【スタートアクションが変わっている】なんてことも有りますから、時々チェックしてみることを心がけてください。
キャストして、1番最初のスタートアクションは、その後の釣果にも差が出る大切なことですから、小まめな調整を心掛けてください。
 
 

ラインアイに付属品を付け

このことも本当に良く聞かれることで、ラインアイに始めから付いている「リング」についても良く説明を求められるひとつです。
 
TADには出荷の際にラインアイ、センター、リアアイにリングを装着した物が有りますが、基本は【ラインアイ】にリングを装着した物が少なく【無い状態の物】が多く有ります。
其れは、リングには、考え方が個々に違うからであり、交換は【ご自身が信頼しているメーカー】での交換をお願いしています。
またリングと同じように【スナップ】に付きましても、いろんなご意見がありますが、私のお勧めは【スナップ無し】の使用や状態を基本と考えておりますが、
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スナップをどうしても使用する場合は【スナップ本体がワイヤー】だけの物を使用し「スナップに金属製のカバー」等が付いている物はお避けください。
 
 

基本は直接結ぶこと

 TADの基本設定は、リングやスナップを使用せず、ラインアイに直接【直結び】をすることをお勧めしております。
この方法は、普段の商品テストでも同じようにやっているからで、リングやスナップが【ダメな物】と誤解する方もおりますが、そのようなことではありませんし、もちろんTADルアーにも、ラインアイやフロントアイにリングやスナップを最初から装着している商品も多数あるからです。
 
 

ルアーの調整は無理せず

 お話でよくあることがルアー調整で、【基本設定外】のことや【付属品】の調整【ウェイトを足す】などに関しては、あまりお勧めしないようにしています。
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理由としては「元々の設定からずれる」可能性がありますが、先ずは「どのような調整」をしたいのかを確認したあと、一連の作業をお伝えしますが、この段階で「調整が困難な物は」 お手を触れない方が良いと思います。
 
 
ルアーハンガー大切です
 ルアーにとって一番大切な部品でもあるハンガーのことですが、釣り場でいろんな方のボックスのなかを見せていただいた時もそうですが、ラインアイやハンガーを大切にし無い方が多く、びっくりすることが有ります。
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またプロと名乗っている方のルアーも… です。   
もう少し釣り人としてこの辺りも良く考えて見て欲しいものですね。
皆さんもルアーハンガー、ラインアイを大切にしましょう。
 
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。 
良い季節となりましたネ!   GOOD fishing
 
 
 

マッチザベイトは勘違いかも

ベイトは本当にコレで良いか

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フィッシュイーターが追いかけるベイトは、その魚種により変わることは主知の事実だと思いますが、本当は何がメインベイトかや、ルアーとしても色々考えてみるとターゲットの今日のベイトは「本当にコレで良いか」と迷う時があり、ルアーをターゲットのベイトとして考えて見た時に、サイズやカラーは本当にこれで良いのかと、改めて考えさせられます。
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それがソルトウォーターであれば、シラウオやコノシロなどとなり、フレッシュウォーターの場合はワカサギやフナなどで、このベイトのことを少しご一緒に考えてみてはどうでしょうか。
 
多くのルアーフィッシングを楽しみ、経験している中で、全てを書く事はできませんので、今回は「トラウト」と「バス」を例にあげお話しします。
 

ワカサギがメインベイトですか、、

 各地の湖で釣りをしていると、その湖特有のフィッシュイーター「ターゲット」の餌となる「メインベイト」が必ず多く存在します。
 
いろんな湖で釣りをする際に、必ずボート屋さんに「この時期」と「湖のメインベイトはなんですか?」 と尋ねると、多くの答えが「ワカサギやオイカワ、ハヤ、フナ、コイ」などで他の名前も聞きますが、必ず出てくる魚がやはり「ワカサギ」で、いちばん多く聞く存在のようにも感じます。
 
 

ワカサギカラーのルアーが好き、、

 このようにいまでは、ほぼ全国の湖や池に存在している小魚の代名詞にもなっているように思います。
 
ルアーフィッシングで、その湖にワカサギが「居なければ…」ということを想像もしたことが無い様に思いますし「山上湖にもしワカサギが居なかったら!」 もしかすると釣りにならないかもしれませんし、それは私の中でワカサギがナンバーワンの魚であり「メインベイトのルアーカラー」でもある事と、ワカサギが居ないことを想像するだけで釣り自體が、成り立たなくなる大切な魚になっているからです。
 
とくにボートフィッシングの際には、まず始めに「魚探」を使い、その日のワカサギの動きや行動パターンなどを見極めてからキャストスタートすることが多く、ワカサギに「頼る」フィッシングスタイルが、他の方とは「考え方や見方」が少し違うということです。
 
 

水面下表層か深場か、、

 ボートフィッシングの際、とくに気をつけていることが、その日のワカサギの群れが泳いでいる「深度と速度で、この動きが「表層近く」か、それとも少し深場を泳いでいるかで、その日の攻め方を大きく変え、晴天の日などは、表層、水面近くの群れを狙って探しますが、悪天候の日などは、ある程度の深場の群れを探しながらの釣りとなり、このフィッシングスタイルが、私は好きで必ずこのスタイルでゲームを組み立てます。
このスタイルでやっていると、時々おかしなお話も耳にします。
 
 

マッチザベイトの本音、、

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 私も良く使う言葉で「マッチザベイト」と言う言葉です。  
私が皆さんに説明する時も、良くこの言葉を使いますが【本音から言うと】 マッチザベイトは何となく「少しおかしいなぁ」と 「この表現では合わないなぁ」とも思いながらも説明をしております。
 

着かず離れず遠からず近からず、、

 これは実際に目で確認したボートフィッシングでの出来事を短くお話しします。
 
水面近くでワカサギの群れを3つほど発見し、いつものように群れに「遠からず近からず」「着かず離れず」を繰り返していた時の事で、水面近を泳いでいる「7cm〜8cm」はあろうワカサギの群れを発見し、脅かさないようにほんの少し離れた場所に幾度となくキャストを繰り返していた時のことですが、何気なく周りを良く見るとその群れの近くに、あきらかに違うサイズの魚の影が目に入り、良く観察していると、その魚の正体が28cm越えの「トラウト」3匹だったのです。
 
このトラウト達は、ワカサギより少し深い所を泳いでいるようにも見えましたが、良く観察するとこのトラウト達は、ワカサギの群れを少し離れているのですが、どちらかというと「囲む」かのように3匹で「優雅」に泳いでいるようにも見え、しばらく見ていると突然、魚の影が1体2体徐々に増えている事にも気づき、いつの間にか、その群れの周りにバスまで加わる様になっていたのです。
 

どれがワカサギを攻撃するのか、、

 バスは、ワカサギの斜め後ろ辺りにいることは確認でき「50cm〜1M程離れ」ゆったりと泳ぎ、どちらかというとそのワカサギの群れを狙うのではなく、ワカサギを狙いにきた他の「フィッシュイーター」「トラウト」をターゲットにしているように私は感じとっり、この事は、ルアーフィッシャーマンとすれば、もしかすると、1日で二つの魚が狙え、獲れるかもしれないと、釣り師の欲が出て来ます。 
 
またこんな日は滅多に無いことだと考えると余計に無駄に頑張ってしまいます。
バスとトラウトが両方取れるかもしれないと考えると、少しニヤニヤしていたことを思い出します。
 
 バスやトラウトが群れから外れたワカサギを追いかけたり、体力が無い物に対し攻撃している姿は目にしたことがあるが、良く動画で観るような迫力のある、フィッシュイーターが大きな群れに襲い掛かるようなシーンは、正直なところ観た経験が無いと言っても過言ではない。
 
この時もトラウトもバスもそのような行動は確認できずじまいで、またこの様な過激な行動が100%の攻撃では無いと思うからで、この攻撃は当然フィッシュイーター側も体力を大きく消耗してしまうと言うリスク回避からであり、ベイトの群れを幾度となく追いかけてきたことでの学習だと考えられるからです。
 
 

マッチザベイトが崩された、、

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もちろんこのダブルチャンスを逃すまえとバス・トラウトにはもちろんですが、ワカサギにも余計な刺激を與えないように最善の注意をはらいながら、キャストをしていた時です。
 
何の前振りも無く突然、トラウト」がワカサギを攻撃し始めたその時、今度は、バスがトラウトを追いかけ、見ている目の前で【バスがトラウトを捕らえたのです】  「これはなんだ! 何か起きたんだ」 と「数秒間の出来事で」バスがトラウトを仕留めた。
ということだけは、今でも鮮明に残っています。
 
 

バスには興味が無かったかも、、

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この事を私なりの解釈で振り返ると、バスは、トラウトがワカサギを狙うことを知っていたと言う事になり、バスは、ワカサギを「劣り」に使い、ワカサギより大きいトラウトを初めから襲うことを考えていたとも考えられます。
 
あとから良く考えると、この時の私のワカサギカラーのルアーは「バスには何も興味」がなかったという結論になります。
 
私は単にワカサギが多いからバスもワカサギをメインベイトだと決めつけていただけであり、バス本来の生態についてなにも考えずにいたということです。
 
 自然界では、そう簡単に獲物を捕まえることなどできないということ、自然の法則を全く無視していたという事になり、またこのことで、マッチザベイトという言葉と、自然界では獲物をとる、という事の大切さや、つらさがわかったように感じました。
 
確かに小さなベイトを捕まえるより、その小さなベイトを捕食に来たベイトを捕食することは、自然なことであるということを改めて気づかされた大切な日でありました。
 

襲うサイズにルアーを合わせる、、

 皆さんもマッチザベイトのサイズが、決して120%ではなく、ワカサギなどのベイトを襲う側のルアーサイズにした方が良いかもしれません。
また付け加えると、私はこのサイズやスタイルでも、まぁまぁの答えを出しております。
 
この体験から、110mmからルアーサイズを150mm前後の大きな物に変更して使用しておりますが、もちろん、全てのサイズを変えた訳ではありません。
 
90mmや130mまでのサイズは「ワカサギ」が小さい時期に使用し、フィールドにいるワカサギより「極力大きな」ワカサギカラーのルアーを使用して対応していますし、今ではビッグベイトなどのスタイルも確立してきておりますので、ビッグチャンスがあるかもしれませんね。
 
まだこの続きも体験談も有りますが、また書きます。
今回の内容も皆さんが少しでも参考にしていただければ幸いです。
 
 
 

ルアーは模写ではなくTADの感覚で

ルアーボディスタイルは独自

 真似や模写ではなくTADの感覚で製作しています。
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 印刷機や用紙、塗料の改良や技術の進歩により、今まで素人では実現する事があまり出来なかったカラーリングが、プリンターの技術により素人でもわりと簡単にリアルなカラーリングが再現できるようにもなり、綺麗なカラーリング台紙が可能となっております。
 
ボディ構造でも(ボディの製作)すらも(3Dプリンター)を使用することでとてもリアルな構造ができます。
ですがこのプリンターに(設計図)を入力することもやはり、時間を掛けて勉強をしなくてはなりませんし、これも本人が技術者とならなければ、なんら意味を持たないことになります。
 
 また昨今流行りの、樹脂での製造製品も多くなりましたが(樹脂でルアー製作)をすることもその樹脂の取り扱いかたを学ばなければ当然ルアーはできません。
 なにが良く、どのような素材が良いのかやどのようにカラーリングをするかが、これからのハンドメイドルアーのあり方かもしれませんし、そこにはコンピュータ技術者としての技術も兼ね揃えていなくてはなりません。
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 個々の作り手が、いろんな(ルアー素材にこだわり思いを持って製作しているのですから、TADは銘木材にいま以上に目を向けていきたいと感じております。
 

ルアー擬似餌はマネではなく

 ちょっと意味の深いお話しかもしれませんがTADはあまり(リアル)なカラーリングは好んでいません。
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 擬似餌の本来あるべき姿とは、本質とはなにかと考え(擬似餌)ハンドメイドルアーとはどこまで行くべきかを常に模索しています。
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 ここで一番大切なことは、擬似餌、ルアーである以上《魚を獲らなければ意味がありません》ので、ルアーである事を最大限にアピールし釣果へ繋げる事も狙いながら考えております。
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 このことは、TADボディ形状からも見え隠れでき
ボディ形状を魚系)にした場合、カラーリングは
派手なカラー)や(木目をいかしたもの)に仕上げ、ボディ形状()でないものはなるべくカラーリングを(リアル系)に近くなるようにしております。
 
 独自の「ボディスタイル」で魚に見えるか「カラーリング」で魚に見えるかの2通りを製作し、使用する
アングラーに選択はお任せしております。
 
 この考え方も、私の押し付けに成らぬように自由に選択していただき、その後 ボディ材やスタイルのことカラーリングに対する思いなどをお話しします。
 

ルアーを好きなスタイルに加工

 この時 ルアー的アドバイスは多少しますが、あまり私からの情報が多くなると、色々と戸惑いが多くなってしまいます。
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 これは釣り師のサガでもある(挑戦)をする方が多くなる傾向があるからです。
 
 私の経験からすれば、少しずつ楽しむスタイルが良いと考えているからで、フィッシングスタイルに合うや合わないなどと言う事ではなく、カラーリングも素材の銘木材も、ご自身が選んだ物を優先的に製作することは第一なのですが、ここで少しだけ私のアドバイスもプラスしていただき、より良い物に仕上げ、全ての工程にこだわり、オーナーの意志や思いなども一緒に込め、一本一本製作していきます。
 

ルアーに本物の逸品を

 このお話しをすると、銘木材を使用し高価な物を勧めている様にも聞こえますが、良い物であり、継続して製作しているのがTADであり、たんに銘木材を使用し、高価な物を求めているのではなく、本物の逸品を「一点もの」を製作しております。
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 そのためには、先ずは手に取って頂き、擬似餌
ルアー」であることの本質やTADの考え方なども同時に理解し納得して使用していただける物だと思いますし、そうあり続けたいと考えております。
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 もちろんルアーである以上、魚を獲らなければ意味がありませんので擬似餌である事を最大限にアピールしていき、少しでも皆さんの良い釣果へ繋げる事も日々模索しておりますし、修理やリペイントなどにも力を入れております。
 
 

釣れるカラーを探している

 TADルアーは決してリアルな…
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 擬似餌(ルアー)としての基本的な考え方は何ら変わりませんが、この先もTADはこのスタイルを変えずに製作していきます。
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 また全ての工程を1人で行っているため決して多くはできませんが、ルアーフィッシングを楽しんで欲しいという願いとスタイルを大切にしております。
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 リアルでも釣れるがリアルで無くても釣れるカラーリングを日々模索していると言うことです。。。
 
今回も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
 
“ Return to nature ” for all living things.
Let's do good fishing and “ protect ”
the better natural 『environment, hope 』
you can do good fishing !!
                         by  TAD lure  Thank you
 
 
 

ビッグベイトキャスティングルアー

ビッグベイトキャスティングルアーすでに22年

TADビッグベイトタイプ

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  昨今 特に人気がある物は、ビッグベイトキャスティング系のバス用ルアーで「ヒュージュ」【飛遊樹】
(HUGE)と「ランチベイト」(launchbait)ストレートペンシルシリーズがあり、「180mm〜280mm」サイズで《2ジョイントタイプ》《3ジョイントタイプ》フローティングモデルの【キャスティングルアー】がとくに喜ばれています。  
また 数量限定として「ヒュージュ」290mm〜380mmの3ジョイントも製作しております。 
 

使用している材料

  スーパーハードバルサ材
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 普段、使用しているハードバルサ材より堅い材料です。
その他の材料で、木曽ひのき、青森ひば、吉野桧 などが有ります。
 

ビッグベイトの釣法、釣り方

 すぐにでも出来る簡単なアドバイス、釣り方を短めにひとつ。
2001年に【スーパービッグベイダー】の○○○さんとの対談のなかで聞いたやり方や考え方ですが、現在でも通用しますし、私が実際に行動している釣り方です。
 

見かけないスタイル

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 TADのビッグベイトは「ヒュージュ」
キャスト後、着水後からビッグベイトゲームがスタートです。
 

タテの泳ぎを良くみる

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 ビッグベイトのルアーコントロールとは、キャスト後 直ぐに「糸ふけをとる」や「ロッドで煽る」のでは無く、まずは着水したルアーを「良く観察する」ことが大切で、その後、軽くリトリーブし、ルアーが「左右」の動きではなく「上下に揺れている」状態で動いている時の「揺れ方」を見ることです。
 
私は特にこの「タテの動き」に注目しながらの釣りということです。
元々ビッグベイトは「着水し浮いてる」だけでも充分に存在感がありますが、言い換えれば、ターゲットから「見破られる」ことも多いと言うことにもなります。
 
 

リザーバーがグッド

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 私がこの釣りが好きな大きな理由として、ひとつ上げるとしたら《リザーバー》岸釣りでも狙えると言うことです。
このスタイルは、幼い頃にやっていた釣りのやり方で、私の好きなスタイルと何処か重なる所があるからです。
またこの【ビッグベイトスタイル】が、流行り初めの頃【1999〜2001年】は「各雑誌社でも多く取り上げ」その頃のスタイルや釣り方が、このやり方だった事も有り好きな理由です。
 
 

ビッグベイトこそショアから

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 ビッグベイト系の釣り方で多くの方が、岸沿い
【ショア】から投げる方が多くいます。
遠くから投げるため「ターゲットに気付かれず」
また冲にある「駆け上がり」の向こう側に届くように、シンキングタイプを選んだりもしますし、少し深場を狙いたい時も使いやすくとても良いルアーだからということです。
 
 

ビッグベイトも着水後を大切する

 すべての水に浮いている物は、わずかながらでも
上下に動いて」いますが、なぜかキャスティングルアーでは、この動きを「見逃す」や「無視」する方が多くいます。
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 トップウォータールアー、とくに「オールドタイプなど」の好きな方は、キャストしてから直ぐにアクションを付けるか、もしくは、しばらく時間を置いてから、アクションを付けるのかを「心得て」おりますが、普段あまりトップウォータールアーを使わない方は「時間をとる」や「時間をつかう」ことがあまり上手くでき無いように見えます。
 
 私もクランクシャッドベイトなどをキャストした際は、素早くアクション「潜らせる」を付けますが、他のルアーでキャスト後、直ぐにアクションを付けることなどはしません。
もしかすると、他の方より長く水面にルアーを置いているかもしれません。
 
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 この事は、ビッグベイトでも本来なんら変わらないのですが、多くの方がキャスト後直ぐにオーバーなアクションを付けてアピールしています。 
私はこの時点で、あゝまずいなぁと  つい心の中で叫んでしまうことがあります。
 
 

ビッグベイトは釣れるカテゴリー

 ビッグベイト特有の8インチ以上、70グラムオーバーのルアーが、水面との接触で大きな音を【バッシャ~ンやドボ~ン】とたてますが、この時の音の大きさにも初めての方は、びっくりすることですが《ビッグベイトキャスティングフィッシング》に至っていえば、この大きな音が重要であり『要素」「ファクター的」となる事が多くあります。
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 キャスティング後そのまま浮かせて置く
“デッドスティッキング状態 ”や漂わせることも、
ビッグベイトならではの、大切なアクションのひとつだと考えています。
 

着水後直ぐにアクション

 最近、気になった事が、キャスト後直ぐに「水面を大きくかき回すなど」とても「騒がしい釣り方」は、ビッグベイト好きの私から見ると《いかがなものかなぁ》と思います。
もう少しビッグベイトを理解し、ビッグベイトにアタックしてくる「魚に対しても優しく」してほしいからです。
なぜこのような釣り方が流行ってしまったのか、わかりませんが、私の経験や知るかぎり、この釣り方は決してお勧めできないやり方です。
 
 ビッグベイトフィッシングという《ひとつのカテゴリー》だとしても、もう少しルアーフィッシングの事を理解して使って欲しいと思います。
このやり方も「リアクションの釣り方」だと言われれば其れまでの事なのですが、他のルアーでも出来そうな気がしますね… まだまだ私の勉強不足なのかも知れませんが【海外の釣りでは】見かけないスタイルだと思います。
 
 この釣り業界に携わってきて思うことは、本当にいろんな釣り方が流行り、またその影で多くのスタイルやカテゴリーが、飽きられ消えていきました。
ですから このキャスティングビッグベイトの釣りだけは、もう少し皆さんに「釣れるカテゴリー」であり「カッコいい」スタイルなんだという事を理解してもらいたいと思います。
 
 

スローやステディからの

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 着水後、周りの変化をみながらスローリトリーブで泳ぎだし「デッドスロー領域」はゆったりやゆっくりとした動きを出す事ができ、この動きでも想像以上にしっかりとターゲットにアピールできます。
またリーリングによるスローリトリーブでは、しっかりと泳ぎ「ステディリトリーブ」は、左右に倒れこむ様なナチュラルアクションも演出できます。
 
 このアクションは、リトリーブスピード「巻く速さ」でコントロールでき、次にリトリーブを止めることで、デッドスティッキングアクションも演出できます。
この一連の流れで、また最初のアクションからも始められますし、アクションを少し変えるのであれば「ここゾ!と思うポイントで」大きなアクションを付けると「跳ね上がった」ようなアクションも演出できます。
これが私のビッグベイトキャスティングルアーでの大まかな流れです。
 
 

チェイスがあるは宝ですょ

 ビッグベイトを巻いていると【必ず】出現するアイツです。
ルアーの後を「一定の距離」で「チェイス」して来たり、またあと一歩まで「バイトに持ち込めない」アイツが、必ず出て来ますし、多くの方が この「チェイスだけで終わってしまった」と言う経験があると思います。
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 ですがこの《チェイスがあった》という事が、とても大切だという事を、わかっていない方が多くおります。
チェイスがあると言う事は「ターゲットが興味を持っている」という確たる証拠になるのですが、多くの方が、この事に気付かず、諦めてしまいますが、この事は「とてもよい傾向」であり、証拠や確信できることになるわけです。
この時点で釣れなかったとしても、この状況下を良く観察してみれば、それぼど難しく考えることは無くなり、それより大切な事は、どの辺りから「現れたか」貴方がどの辺りで「気が付いたか」で、アクションを変えれば良く、アクションを付ける位置さえわかれば良いのです。
この事が、楽しさや難しさが分かる「良い経験」や「これこそが宝」だと思いますし、次のチャンスにも巡り合える事の始まりで【ビッグベイトキャスティングルアーだからできた】体験なのです。
 

ビッグベイトでの釣り方

 フローティングとシンキングの使い分けが重要なカテゴリーになります。
 

シンキングタイプ

 多くの場合、ボートから釣るスタイルになります。
このタイプのビッグベイトは「完全にボトムをとる」ことを前提に考え、ボトムを完全にとり、ボトムから中層を超デッドスロー引きする事です。
 
 その際にリーダーシステムを組むことで、リーダーに「フロロカーボン製」を使用します。
この釣り方をすれば、間違え無く魚は釣れると思いますが、少しでもルアーが「根がかりする」や「ルアーか無くなってしまうと困る」と考えたりする方はこの釣り方には、向いていません。
 
 もちろんこの釣り方は、ある程度の経験者から教わりながらやる事を前提のお話しです。
あまり経験したことが無いかたは、ルアーを多く「ロストする」前にやめた方が良いと思います。
 

シンキングのアクション

 デッドスロー引きをする際に、必ず「ロッドはなるべく立て気味」にかまえ、シンキングだからと言ってもロッドは、下げずにリトリーブをすることです。
またリトリーブ中にここだと思う場所でリトリーブをやめて「ルアーを上下に跳ねさせる」ことです。 
イメージでは、ラバージグをボトムバンプと言っても「完全にボトムに着けるのでは無く」 ほんの少しボトムよりの中層です。
このバンプアクションで、シンキングタイプは、上下運動とスイム運動の両方ができ、効果的なアクションでアピールできます。
スローでの、ただ引きシンキングアクションでは、魅力に掛けますが、上下の動きが付く事で、水もかき回し「ルアーの後方には、渦巻き」ができるはずです。
これでただ引きのルアーが、ターゲットから見れば「パニックアクション」を起こしている様にも見えるはずです。
 
 

フローティングのアクション

 フローティングタイプでも、上下運動は付けるのですが、フローティングの場合「シンキングと逆の操作」が求められます。
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 超スローリトリーブから、一気に引く《トゥイッチングやジャーキング》のような動きを、ロッド操作でアクションを付けますが、動作は非常に短い時間で行い、この動きは、超スローの時に突然ジャークを入れる事でルアーは、頭側が上がり尻側が下がりを繰り返す事で、不規則な動きを出すためです。
この上下しながら移動する事で、ターゲットから見れば、ベイトがパニックを起こしたかのように見えます。
なお 使用するルアーのサイズにより、ジャークする時間は変わります。
 
 

チェイスがあるからは、NG

 ビッグベイトルアーでは
不自然な動きを与えないこと】で、これこそがビッグベイトならではの【演出】です。
 そのため水面に落ちた時の音、水面に浮いている時なども、全てが一連の動き【前提に考えて】ゲームを組み立て「チェイスはしてくるが」あとひとつ…こんな時は、こちらが【無視】することです。私の場合1時間から2時間ほどは、なるべくターゲットの視界に入らないように、【捨てキャスト】をして様子をみること、このやり方も【ビッグベイトだから出来るスタイル】なのです。
 
  アングラーの心理からすれば、どうしても追いかけたくなりますが《アングラーから魚が見えている時は、魚からもアングラーが丸見えです。》
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 これでは、95%勝負になりません。
 
(追いかける者は 逃げられる者となり) です。  
必ず時間を置きましょう。
 

タテとボトムがキーになる

 フローティングは左右の動きだけでは無く【タテの動き】を必ず入れ、速い動き、遅い動きを使い分けることです。
シンキングはボトムから攻める
【ボトムを恐れず】必ず【しゃくり上げる】ような動きを入れ、超スローを繰り返すことです。
 

ビッグベイトでビッグチャンス

 貴方にも、私にもビッグベイトで大きなチャンスが有ります。
出会いが有れば【TADヒュージュ】もよろしくお願いします。
是非 これを機会に始めてみてはいかがでしょうか。 
スーパービッグベイダーの○○○さんと、、が気になる方は、トップページの【ギャラリー写真】からご覧いただけます。
 
 今回書いたことが、少しでも参考になれば幸いです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
  
I hope big bait casting fishing will last forever.   
Good fishing and good luck  
                              T.A.D  Thank you
 
 
 

リップレスミノーはリップルベイト

リップレスミノーとは

 リップレスミノーは、名前からなんとなく分かるように「リップが無いやリップが付かない
ミノー系ルアーです。
呼び方などは、米国や英国などでも違いが有るようですが…。 この辺で。
 
 

リップレスミノー リップルベイト

 TADのリップルとは、一般的に言うとリップレスのトップウォーター系のミノーと言うカテゴリーになります。
リップレスミノーと言うと、昨今 あまり耳にしなくなったルアーの種類やカテゴリー品だと思いますが、少し呼び方が変化した物では、『バイブやブゥァイブレーション』と言うと伝わりやすいと思います。 
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厳密に言うと…リップレスミノーとバイブやブゥァイブレーションは全く(別もの)となりますが、
言葉が変化するように、今の時代にあった呼び方をすれば『レスミー」と言うとことですかねぇ~  
時々このように呼ばれています…
 
基本設定では、フローティング設定のリップルですが、フルオーダー品に限り「スローシンキングやスーパーシンキング」使用もあります。
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ファーストキャスト後からリップルの浮き方や動き方が始まります。

水面に浮いている状態で「ボディの約70%以上」が水中にあり、ボディ全体がゆらゆらとして魚を引きつけることができ、この状態を(デッドベイト状態やデッドスティッキング)と呼びこの時間「間」がルアー釣りに「非常に大切な時間」だと思っています。
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またロッドアクションやリールを巻き始めると、
水面直下「約15cmから20 cmほど」左右、上下に動きながら泳いで来ます。 
このアクションは基本系であり、個々のアングラー次第で次々と変化します。
 
 

リップルベイトシリーズ

 バス、トラウト用とショア、オフショア用とあり、『フレッシュ用とソルト用の2種類』となりますが、 その他にフルオーダー品を入れるとその数が多くなり、AとBの2種類の説明とします。
また、現時点で15cmと17cmだけで、重さ(ウエイト)により変わります。
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タイプ  A    150mm   31〜35g   
タイプ  B    170mm   37〜43g   
 
基本の設定
スーパーフローティング      SPF
スローフローティング          SF
 
限定フルオーダー品
スローシンキング  37g〜       FSS
MAXシンキング   45g〜        MSS
 
 

リップルベイトテストとスタイル

タイプ  A    150mm  31〜35g
ターゲットフィッシュ
『ビッグレークやリバートラウト』に使えます。
もちろんバスにもね!
 
タイプ  B    170mm  37〜43g   
ベイシーバスやショアからのシーラなど
またオフショアで青物等も使えます。
 
フレッシュ用とソルト用共に「簡単な浮き方テスト」は、全て工房で行います。  
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 例えばソルト用では「塩分濃度」の関係性がありますが、この段階で私には『必要が無い』と考えているからです。
これは私が「数多く製作してきた経験」からで、
一般の方にはお勧めしておりません。
《水道水と海水での比重や浮力》が変わるからです。
 
そのため工房でのテストは、細軸系の針を装着した状態でテストをします。
細軸を使う理由として、多くの方から、細軸のモノの方が「刺さりも良く、今の流行り」だと言う希望があるからです。
 
もちろん「通常の太さの物や太軸の物」でもこのテストは済ませておりますので、安心して装着、ご使用できます。
 
 

ルアーテスト使用品

 
:  付属品リング
一般的なOリングや楕円形「2番から7番まで」の物を使い分けします。
 
: ソルト用リーダー約1M
「12lbから最大30lb」フロロカーボン製を使い分けします。
 
: メインライン
ナイロンとPEを使い分けて使用しており
「フィールドテストにて約10M先」のルアーを確認します。
この時、ルアーの静止状態や浮き方姿勢なども確認し、波や風でも「ゆらゆらと自然に揺れる」
設定を確認します。
 
 
*フィールドの確認作業など数多くありますので、
ルアーテストの内容はまた書きます。
 
 

リップルベイトのアクション

 サラシや白波へのアプローチ後に
ほんの少しの時間『間』をルアーに与えてください。 
デッドベイト的な「何もしない時間でもルアーは、フローティングモデルでアピールできます。
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 その後、ロッドアクションとリーリングにより、
波の中へとダイブ「15cmから20cmほど」潜らせ【左右、上下】にアクションを付けます。
このアクションは『ルアーに任せる』ことをお勧めします。
最初は、スーパーハイフローティングのため、
引いた時に軽く感じますが、すぐにタイミングが取れると思います。
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 少々の練習やナレが必要だと思いますが、この
引いた時の軽く感じること』が大切だと考えており、ライン「糸」から伝わる「微かな変化」が大切で、これはラインの変化で、アングラーに伝わり「ルアーを丸呑み」するような
警戒心の強いビッグフィッシュでも
違和感なくバイトに持ち込めます。」
 
決して諦めずに力強いキャストと優しいリトリーブを繰り返してください。
 
きっと! たぶん!良い釣果にビッグワンに巡り合えるでしょう。
 
今回も最後までお付き合いありがとうございました。
 
 
 

ルアーを引いた後の波紋や渦巻 2

カルマンズ渦列

 
 皆さんは、『カルマンズ ボルテックス
“Kármán's vortex street”  と言う言葉をご存知だろうか
 
正確には “カルマンズ ボルテックス ストリート”と言いますが、
   “Kármán vortex street”カルマン渦列 といいます。
 
前回の《ウォーターディスプレイスメント》
今回の《カルマンズ ボルテックス ストリート》この
ふたつの事を分かりやすく、簡単に短く説明できる方はあまり居ないと思います。 
また 似ているようで、少し解釈や説明が変わってしまいます。
 

ルアーの雑学

 
 ルアーを《プラスチック製など》設計や製作しているかたですと、カルマンズボルテックスと言う言葉の方が、身近に感じると思います。
 
一般方であればウォーターディスプレイスメント)
こちらの言葉のほうがいい(カッコイイ)と思いますし、
正直 言って私もルアー作りをやらなければ!
知らなくても良い言葉かも知れません。
 
また ルアーの動きに興味があるかたや《学校等で教えてもらわなければ》きっと!そこまで勉強をしないし、この言葉には興味など湧かない事だと思います。
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 まぁ 偶然にも私の周りには「フカボリ先生」が多くおりましたので、良かったのかも!知れません。
 
ルアーを作っているので《動き》の基礎的な知識と思い 、ほんの少しだけ勉強しましたが、一般の方が仕事として携わらなければ、あまり必要がない事だとも思いますが、ルアーフィッシングの【雑学】として少しだけ覚えておいた方が良い事くらいです。
また今回も難しい事なので、寛大なお気持ちでお願いします。
 
 
 

カルマンズ ボルテックスストリート

 
 流れのなかにルアーを置いたとき、またはルアーを引いた時に、流体中で個体を動かしたときにその後方に交互にできる渦の例、渦,渦巻き,旋風》のことを現象や効果の事をこのように言います。
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ルアーを引いたときの波紋、波動や振動等とも言いますが、後方でのかき回された水流はボディの左右や上下に動いた分だけの渦や渦巻ができた状態の後に生じる《水流の乱れ》の事で物体が回転して発生する「いくつもの螺旋状」《らせん状》の渦や渦巻のことをこの様に呼び、ちがう表現では、「あおぐ」や「あおいだ」あと等の現象とも呼べるかもしれません。
 
この【現象を目で確認する場合】には、ミノーやクランクベイト等ルアーが《ささ濁り》
時に、ルアーが水面上に有り、濁りの中を引くと良く確認できます。
 
また!違う表現、効果としてや言い方としは《○○効果》などもあります。
コチラもかなり難しいお話ですので、また別の時に書きたいと思います。 
 
 
 
 
 

バルサ材でビッグベイト作り

TAD推奨品、ハードバルサ材

 
 
   ハードバルサ材料を使ってのバス用ビッグベイト「W.ジョイント」飛遊樹ルアーを製作しております。
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バルサ素材でのビッグベイト製作には少し疑問に思う方もおられると思いますがTADが使用しているバルサ材は、一般的に売られている「ホームセンター等」の材料とは異なり、少し硬めのハードバルサ材を使用しております。
 

一般的なバルサ材は「柔らかい」や「弱い」と言うイメージを思い浮かべると思いますが、このハードバルサ材は、ルアー作りにとても適している材料だと確信しております。    
 
 
 
 
 

様々な材料で長年ルアー作り

 
  私の経験ですが、トラウト用のビッグミノーやソルトウォーター用シンキングベイト等もテストを繰り返した結果、
このハードバルサ材は、様々な魚種のルアー作りが可能になる事を確信し、特に大きなバス用のビッグベイトルアーやオフショア用のビッグベイトルアーに使用、採用できます。
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しかし ここで皆さんが気になるのが素材の強さなどだと思いますが、私も以前は、「朴木. ホウ」や「桐. キリ」などの材料を使用しておりましたが、此方の材料もルアー作りには良し悪しがやはり有ります。
 
使用する材料がウッドですから “ 一長一短 ” は有りますね。
 
※この朴木や桐材料に関しては
また別に書きます。
 
 
 
 

このハードバルサ材料がいちばん良い点


 
なんと言っても その【高浮力である事】とバルサなのにハードバルサは、想像以上に硬く、ある程度の衝撃にも耐えられ、驚くほどの耐久性なども持ち合わせている点で、
また 今までの材料にはない数々の良さを、凄さを持っているのが、このハードバルサウッド材です。
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このハードバルサ材の良さを多くの方に知って頂こうと思って居ります。 
 
貴方が次回ビッグベイトルアーを作ったり製作する様でしたら是非 一度 TADにお声掛けください。  
ハードバルサ材のサンプルをお送りする事も出来ます。
 
 
 
 

オフショアルアーをバルサ材で作る

TAD推奨ハードバルサ材料

 
 オリジナルルアー作りを行うので有ればハードバルサ材を試してみて下さい。
その良さに、素晴らしさに驚くはずです。 
バスやトラウトルアーをバルサ材等で製作している方は多いと思いますが、私が推奨しているハードバルサ材では、バスやトラウト用だけではなくソルトルアーを製作している方も、今日では多くなって来ております。 
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最初は少し戸惑いもあったようですが、使用して頂いた皆さんからは、とても評判が良いのも事実です。
 
 
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多くの方が「桐材」を使用

 
 桐材を使うその大きな理由として、(浮力であり、ある程度の硬さや加工のしやすさ等)を上げます。
確かにキリ材は、とても良いルアー材料である事は間違えが有りませんが、材料か高価だとルアーの価格も必然的に高価になってしまいます。
 
下地のブランクスで高価な材料を使えばそれだけ(魚が釣れる、取れる)と言うことではなく、ルアーと言う(道具)として見た時には、少し考えかたを変えなくてはいけません。
 
何故、その材料を使ったのか、使い方等もキチンと説明する事が大切で、壁かけや飾りのルアー等でしたらある程度は良いのだと思いますが、魚を釣る道具として使用する物なら、それほどの豪華な材料は要らないと私は考えております。   
 
その物が、リアルな物なのか、逆にデザイン的な物なのかは自由ではあるが、手作りだからこそ出来る事も多いのです。
 
確かに綺麗な物は、見ているだけでも素晴らしい事とは思いますが、私個人的に高価で行き過ぎたモノは、いかがなモノかと思う。
 
尚!TADでも《桐材》を福島県産のキリ材を使用したルアーが有りますが、主に(虎斑模様)の材料を使用しております。
コレは非常に綺麗で価値のある材料で,現在ではトラ斑模様キリ材が無いため製作しておりません。
 
 
 
 
 

ハードバルサ材を使って

 
 
 主にオフショアベイト系を製作している方だと思いますが、
 
*いちばん驚いた事は、板材で有りながらも「厚み」があり大型のペンシルベイトでも楽に寸法が取れる点です。
 
*想像以上に良い材料ですね、気に入りました。
 
*想像以上にハードなバルサ材なのに加工が楽くだった。
 
*ハードバルサ材の《浮力》に改めておどろきました。
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*近くの材木屋さんに、聞いたのですが、少量の販売が出来ないし
「硬めのバルサだけを集める事が難しい」と言われてしまいました。
 
*ハードバルサの事を知りとても助かっております。 
など沢山の憂い報告が有ります。
 
 凄く良い材料だと思いますので、ルアー製作を行なっている仲間達からこのように喜ばれる事がとても嬉しく、これからもハンドメイドルアー作りの楽しさを多くの方に伝えたいと思います。
 
 
 
 

TADのハードバルサ材料

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DAYのルアーづくりの方からインディーズビルダーさんを応援しております。 
 
 
材料は個口でも《1本から》購入できます。
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インディーズルアービルダーさん大歓迎です。  
また分からない事などが有るようでしたら、お問い合わせフォームまでお気軽にご連絡下さい。
きっと!貴方のお役に立ちます。
 

オリジナルルアーはバルサ材で作ろう

ハードバルサ材でルアーを、作ろう

 
 
  tadは全てがハードバルサ材使用で、ハンドメイドルアー作りには最適な材料です。
オリジナルルアー(バスルアー、ソルトウォータールアー、トラウトルアー作りを行うので有れば試してみて下さい。
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その良さに、素晴らしさに驚くはずです。
 
 
 
 
  少し硬めのハードバルサ材での加工ですが、硬めと言っても、決して大掛かりな道具などは使いません。
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    私が一番多くつかうのは、切り出しナイフとブラック刃のカッターナイフです。
切り出しナイフは主にすぎやひのきのハードウッド等を製作する時に使用し、黒刃のカッターナイフは、桐材やバルサ材などの比較的に柔らかい材料の時に使っております。
 
 
 
 また在庫のバルサ材が1メートルと長いため、最初に丸ノコギリを使い次に電動式の糸ノコギリを使います。
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私の場合は製作本数が多いからです。
 
 
 大きさにも寄りますが、数な少ないプロトタイプを作る時など(1〜5本)は、手のこぎりで作ってしまいます。
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その方が簡単で早いからです。 
 
 

その他によく使う物として

 
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     “ 紙ヤスリ”  “ 鉄ヤスリ ”

  鉄ヤスリはルアー作りにたいへん多く使用する道具であり、大小の各種サイズを揃え使い分けを致します。
最初に使う荒削り用から中仕上げ用までと、約10本程をつねに使い分けます。
その他にリップを削り出す時などは、プラスチック専用の物や表面にダイヤモンドをコーティングした物など、必要に応じて使い分けします。
荒削り用は30番位から使用し、中仕上げ用に240番位まで良く使います。      
また紙ヤスリは主に150番〜400番までを使用し、細かなライン出しやボディのサンディング用としても使用します。  
バルサボディへの仕上げ用としても、とても良い仕上がりになるからです。
特に気を使うクチの周りや目の周りなどの作業にも使用し、エラ部分なども細かい細工用としての使用が非常に多く使い、いちばん目の細かい紙ヤスリ(400番以上)は、バルサボディ全体を滑らかにする際もこの紙ヤスリはとても重宝します。
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 特にバルサ材のような柔らかい材料は、最後に(角取り)をしておかないと後々の割れ等の原因になってしまうからです。
いくらハードバルサ材とはいえ、作業中にキズやへこみなども出来てしまう事が有りますが、そんな時でもハードバルサで作ってあると、一般的なバルサより硬質な材料で有るため、だいぶ助かります。  
この様にハードバルサ材料でのルアーは、一連の作業で「カットから仕上げまでをスムーズに行え」無駄な時間を掛けずにルアーが作れると思います。
 

 

 
 

TAD推奨のハードバルサ材料

 
  DAYでのルアーづくりの方から
インディーズビルダーさんまでを応援しております。
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材料は個口でも《1本から、約40cm〜》購入できます。
ソルトルアー製作のインディーズルアービルダーさん大歓迎です。
 
 
 
  
 また分からない事などが有るようでしたら、お問い合わせフォームまで お気軽にご連絡下さい。
きっと!貴方のお役に立ちます。
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がんばろう!!!ジャパンハンドメイドルアー!!!
 
 
 
 
 

 

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