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バスルアー

ルアープロショップ vo.2

釣具店は元々が道具屋

 よくいろんな方から「趣味と実益を兼ねる」や
「好きなことを仕事にしていいなぁ」とか言われることが、年に一度や二度くらいあります。
この問いに対し、その場の雰囲気により「良いでしょ〜う 」と言いますが、本当は、そんなに簡単に出来たわけでは無いぞ〜 と言ってます。
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 世の中には、スポーツ選手や音楽家など多くの方達が活躍して居ります。
この職業も、ほかの方から見れば、簡単に見えるように見えますが、其れも【いまを見て言っている】だけであり、過去の「苦労」を知らないから言えることなのです。
 
 

ショップまで7年以上の経験

 ルアーショップ店をやったり、ハンドメイドルアーを作ったりすることでさえ、1年や2年では、まずできません。
私もハンドメイドルアーを作れるようになるまでには、5年ほどかかり、そこからオリジナルルアーの形になるまでにトータルで7年以上ほどかかりました。
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その間に、材料別のアクションの出し方や種類や材料の特性など数多くのことに時間を費やしてきましたが、いまも尚、材料のことなどを日々学んでいますし、精進しております。
 
 

ルアーの基礎の基礎を学ぶ

 ルアーフィッシングの道具についてもこと細かく学ばなくてはなりません。 
現在では、多くの情報が溢れている中で、この学ぶことが楽になりましたが、お客さんの求めている「答え」以上の「答え方」や「回答」を日々勉強しなければなりません。
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そうして行かなければ、本当の答えが出せなくなりますし、お客さんは、答えの先の答えを求めてくることが多くなっているからです。
それには本当の基礎の基礎を学んでいなくてはなりません。
ロッドでも
 その基礎となるひとつが、ロッドのフィートやインチなどや硬さを表す記号の「UL、L、LM、M、MH、XH 、などの記号です。 
昨今では、フィネスロッドも加わり本当に多くの種類がありますし、その中でアクションの違いがあるため、覚えることもとても大変です。
ライン糸でも
 またライン「糸」もPEラインを使用されるかたも多くなり、当然LBから号への変更した数字も必要になり、説明を聞いたり、説明をする側もお客さんに合わせた説明をしなければなりませんので、今まで以上に接客時間がかかってしまう事も多々あります。
 
 私は、常々ルアーフィッシングならば
【号では無くLBに変換して】からお話することやなるべくお客さんにもそのようにする事をお勧めしております。
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これも自論になりますが、海外でもPEラインを多く使用するようになり、海外版の動画や画像を見たとき、直ぐに「理解」できるようになることと、この先きっと【海外で共通のLB表示に変わる予感】がしますし、ルアーフィッシングは、やっぱり「LB表示」のほうが「パッケージデザイン」もカッコ良くなると感じます。

その他の道具でも

 これ以外にもルアーの各種パーツやアクションの事などや、小物で言えば、プライヤーやネットとなれば本当に多くの道具が必要になります。
一般的、世間的にはルアーは誰でも簡単にできると言われておりますが、いざこの門を叩いてみるとまるで違うことが分かります。
 
 
 

ターゲットフィッシュを釣

 またルアーフィッシングで「狙って釣る対象魚」と言っても凄く幅が広く、エリアトラウト用や、渓流トラウト、中本流トラウト、レークトラウト用などで、またバス用やギル、ウナギ、ライギョなど、ソルト用は、シーバスから、根魚など幅広く有り、ショアビッグゲーム用や、オフショゲーム用、青物用、ジギング用など、まだまだ本当に数多く存在し、これと少し変わりますが、海外遠征用などを入れると、またそのことについても勉強し、フィッシングスタイルなどを学ばなければなりません。
もちろん 一番大切なターゲットフィッシュについても、ひとつひとつ学ばなければ、当然釣れません。
 
 
 

プロショップはカテゴリー

 本来ルアーショップは各地でカテゴリー別にお店をやっている方が絶対良いと思いますし、その地方、場所「フィールド」の近くでやっているお店は、本当に恵まれたカテゴリーショップだと思います。
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内陸系でしたら、トラウト系ショップか、バス専用のショップが良く、海岸沿いでしたらソルトウォーターショップとしてやっているお店が良いと思います。 
 

入ってびっくりここはナニ

 昨今  バスショップというお店が、幾つかの「コーナー別に」商品が置いてあり、エリアトラウトからビッグソルトまでが、並んでいる店があるからです。
 
私的には「コレは?なんぞや!」と 思ってしまいますし、並んでいるルアーを見て「あゝ 」と感じ、次に「フック 」を見て「え!」としか言葉が出ないほど、びっくりしたこともあります。
一見するとカッコよく「ルアーバスショップ」と看板を出しているのなら、もう少し考えてほしい気がしました。
 
 
 

カテゴリーを確立させる

 バス専用のカテゴリーショップとし確立してやって居るお店なら【どのメーカーでも】【他店には負けないくらいの商品を揃えてあります。】 と 言うキャッチフレーズですが、【バス用の物なら何でも良い】という考えからは早く脱出してほしいと言うことです。
 
この「バス用品なら」何でも揃うなどという考えは、早めに切り捨て、【店本来の個性を出したプロショップ】として自信を持って釣れる物だけをお客さんに「提供する」「お勧めするルアーを置く」お店のほうが、自然にお客さんが集まるお店になると私は思います。
 
 

お客さまの真の考え方は

 先に書いたように、お客さん達の一番の目的は、【新鮮な情報】と【使った事のないルアー】で釣りたい【先日購入したルアーで釣り上げたい】上手く使うための【操作、アクション】などが一番知りたいことで有り、一番大前提になることが「釣れる」こと「釣れやすい」こと操作がわりと簡単であるということで、この条件を満たした商品とショップ側がいかに上手く説明できる目をもつかです。
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お客さまの目的は【魚を釣り上げたい】 ただそれだけなのです。
 
幾ら綺麗でプレミア価格が付いていようと【ショップから購入したルアーが釣れないと】… お客さんは満足できませんし、お店のリピーターさんにもなっていただけず、ましてこれからの時代は、、、
 

日々のストレスの解消を

 様々な日常用品の価格もあがり、日々のお仕事で多くのストレスに身を置いている、この日常から、フィールドに立ったその時はルアーフィッシャーマン達に、ストレスからの解放手段として【自然と触れ合うこと】や【釣れやすいルアーで楽しむこと】【ルアーを思いっきりぶん投げていただくこと】もお客さんのストレス解消のお手伝いだと私は思っていますし、使いたいルアーがプレミア価格で買えないようなそんなストレスも無いようにしたいと考えています。
 

プレミア価格は釣れるの

 私からすれば、お客さんもプレミア価格?のルアーはなるべく【避けるや回避する】ことを始めてはいかがでしょうか。
 
コレも私の持論ですが、幾らプレミア価格の商品でも! 「釣れるという事はない」からですし、もしそのようなルアーが有るとすれば【85% もしくは99%】其れは多分ハンドメイドルアーに近い物だけか、もしくは異次元のモノだけになると思います。  
 
 
 

何故ハンドメイドルアーだったら

 ハンドメイドルアーでしたら少しは納得できるカモかもしれません。
ハンドメイドルアーは「製作している本數が少ない」、ハンドメイド特有の個々の「アクションやサウンド、輝き」が有り、魚を魅力や誘惑させる力が大きく、何よりターゲットフィッシュが「初めて見る物」かもしれないからで【釣れやすいルアーになる】と思います。
自論ですがね。。。。
 
それでも幾ら人気が有るハンドメイドルアーであっても基本はメーカーの希望小売価格【販売定価】であることが絶対条件ですので、このことを覚えておいてください。
絶対釣れるルアーは私の知る限り、今の世の中には無いと断言します。
 
 

これからのスタイル

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 店を始める前から数店のお店のオーナー様とお付き合いがあったこと、また元々お店の方が、ルアーひと筋の方々と知り合いでしたので、いろいろと情報交換や分からないことは何度も教えていただきました。
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 その中でルアーフィッシングは、これからどう変わり進んで行けば良いのかを考えた事もありました。
 
このようなことを言うと少し「生意気だ」と思われるかもしれませんが、ルアーフィッシングをみんなで、楽しくやり、業界全体「ルアーフィッシング」が盛り上がっていってほしいと思うだけのことなのです。
 
 私の場合には【好きこそ物の上手なれ】と
【下手の横好き】 の両方に当てはまるかもしれません。が、
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「ルアーショップザベイト」は
【オールラウンドルアーショップ】として トラウト、バス、シーバス、ショア、オフショアフィッシングをこれからも考えて行きたいと思います。
 
今回も少しショップ関係の内容になりましたが【お近くのプロショップへの入り口】にまた 新規 ルアー購入などのアドバイスなどになれば幸いです。
 
       【現在実店舗は一時休業中】 
皆さんには何かとご迷惑をお掛けしておりますが、この先もこのスタイルでやっていこうと考えていますが、これからは、もう少しTADオリジナルルアー製作に力を入れて行こうとも考えておりますのでよろしくお願いします。
 
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。 
 
Build good fishing memories
 
 
 

ルアープロショップとしてvo.1

プロショップ側と客の目

  私がショップ経営者であり、オリジナルルアー製作をしている者として、ショップ側とお客という両者の立場から見えてきたことや感じたこと【商品を購入する際に貴方は何を基準にしますか? 】や【ショップ側の対応】などについても書いてみました。
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この内容は、現在「実店舗を一時休業中」
としたことで気付いた事として書きました。
 
 

店舗からECサイトから…

  現在、数百という多くのルアーが個人店や量販店で直接その商品を手に取ることができ、いつでも購入する事ができます。またECサイトなどを利用すれば、気に入った同じ商品や他のカラーリングも観れ、入手困難と言われるモノまでが、いつでも簡単に手に入れる事ができます。
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昨今、SNSでは新商品の紹介など、各種カラーリングやアクションの紹介や説明が、写真や動画を見ることで良く分かるようになっている。
もちろんこれにもメリットとデメリットの二つが存在することになりますが…  この件につきましては、近いうちに書く予定です。
 

実物を見て購入かECサイトか…

  実店舗で【商品を手に取り、解らないことは、店員に聞く】コレが本当の姿だと思います。
 
私の結論から言えば直接小売店や大型店に足を運び「手に取り」説明を聞いてからの購入をお勧めしたいのが【本音】ですが、昨今の社会的事情も有りますので「出来ますとすれば」という表現が一番良いのかもしれません。
 
もちろん店の方が、すべてに関し熟知していると言う事は無いと思いますが、直接説明を聞いて「ルアーに詳しいか 」や質問した以外の他のルアーにも詳しいかがわかり「その店の質」や店主、店員の「態度」の判断にもなるからです。
当然ご自身の「釣り方」ルアースタイルがその店に適しているか、この先もお互いが楽しいお付き合いができるかの「判断材料」になり、ご自身のフィッシングスタイルを変えずに、より良い釣り環境になって行くと思います。
 
まずは貴方のフィッシングスタイルを店側に説明し、店側から次のステップとなり得るアドバイスを聞いてみることです。
そうすると店側に集まってきたフィールド情報がダイレクトに聴けるようになりますし、お客さま同士の交流のきっかけにもなり、プラスのメリットがいま以上に多くなります。
 
 

店の理解できないシステム

  私も、身分をあえて明かさずお店に行き「この店はお金儲けでやっている店」か「本当にルアーが好きでお店をやっている」かが一目でわかります。」 
 
  • 店員がお客さんに声かけが無い
  • 人気の商品をプレミア価格にしている
  • バリューパック品や見切り品が多い 
  • 商品の品出しをしている店員など
 
 お客さまが「ここまで足を運んで下さっている」にもかかわらず、品出しを優先しているような業務は理解できませんし、最低な行動であると思います。
また声をかけない、しないのであれば、裏方に回れば良いと考えます。
品出しとは、本来、営業前にするかもしくは閉店後にする作業だと私は思っているからです。
 

お客さまがいちばんです。

 私が先輩のお店を手伝っていた時はこのように教わりました。
目の前のお客さんに声をかけ】いろんな事を教わりながら情報を【聞きとり】【選別しなさい】
例え、オモリひとつでも「どのように使っているのかを」聞きなさい。ということでした。
また品出しは営業時間前に、本日、いま出した商品だということを伝えたり、紹介することで、店側と客側【両方にプラスのメリットが自然に発生する】行動だと教わり、ここでも「お客さまを優先し考える行動をとる」ことがいちばん大事だということです。
 
 
 

何度も説明を聞くこと

 例えば同じ商品を価格で比べると、ディスカウントショップや量販店などでは安く、個人店は高く感じてしまいます。
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「同じ商品が安く手に入るのだから良いのでは?」と思われますが、個人店などから購入した商品は、使用したあとからでも「何度でも繰り返し、アクションや使い方」を聞きましょう。
 
私がなぜ「聞きましょう」を使うかと言うと、その店の商品だったからであり【購入者の普通の権利や行動】だと私は思いますし、私が仕入れる際にメーカーの方に聞く事と何ら変わらぬ行動だからです。
そのため分からないことがあれば「メーカー」に問い合わせをすれば良いことで、わりとメーカーは、このテの話が好きな方が多く、仲良くもなれ「最新の情報」も教えていただけたりと一石二鳥のことなのですが、実際ここまでやっている方は非常に少なく、ショップ側も「そのくらい分かる」などと【意地を張る方が多く】そのため「プレミア価格」を付けたり、その逆に「見切り品扱い」するようになります。
 
この見切り商品に問題が有り、見切り商品にするまでの期間が短いように感じ、発売から半年や1年位の物でも見かけるようになり、またこの傾向も多くなっているように感じます。
もちろん各ショップのやり方なので良いとは思いますが、メーカーには何の落ちどが無いのに、、個人的にとてもツライものを感じます。
 
 

ルアー仲間の時間だから

  私自身がショップ経営をやりながら、オリジナルのハンドメイドルアーを作っているからで、その製作過程や宣伝などにも苦労し各SNSに投稿する作業や時間も多く掛かり凄く大変だと言う事とが分かるからです。当然だと思いますが、【画像を制作した方もルアーフィッシャーマン】だということです。
 
もし貴方が、商品の製作や企画などに関わり、商品をご自身のSNS等で【私のお勧めです!】   や
   【○○レークで1番釣れているルアーです。自信作なのでよろしくお願いします。 と紹介してくれたらどうでしょうか?  
きっとその画像や動画を制作した時は、とても楽しく思っていたことが
*過去のルアーとして簡単に「見切り」をつける事ができますか。
*たった半年や1年で本当に「答え」が出せるのでしょうか。
*ルアーフィッシングは簡単ですか。
 
まだまだありますがこのくらいにします。
 
 
 

匠の方達が多くいます。

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 今回最初に書いた事と「正反対なこと」をしている店は、真面目にルアーフィッシングを考えているお店であり、当然ルアー業界のことも多く知っている方だと思いますし、オーナー自身が自信、誇りを持ってやっている方々なので安心し、頼りになる方だと思います。
当然かもしれませんが、私の知る限り、本来プロショップの経営者さん達は「みな匠の方々】が多く、人は何かを極めると「眼光鋭く、何か別なオーラを感じ」ますが、其れこそが本当の【本物の証】だと私は思います。  
最初は、何となく近寄り難いなぁ と感じても、ひと声かけてみてください。
以外に【遠くから見るより、見た目より優しい人が多いのですょ。】
また 少しシャイな方が多いようにも感じます。。。
 
今回は、少しショップ関係の内容になりましたが【お近くのプロショップへの入り口】にまた 新規 ルアー購入などのアドバイスなどになれば幸いです
 
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
 
 
Build good fishing memories
 
 
 

チープなフィッシングとはナニ?

チープかプライシーかが答え

 チープなロッドでも!使いこなしてこそ
本物のアングラーであり、ルアーフィッシャーマンだと思います。
初心者だからチープ【cheap】の物を? 
熟年者、経験者の方はプライシー【pricey】 な物を?  
 
まだこんな考え方をしている方は、なんとなく可笑しいと思いませんか。 
 
 

昔は皆んな初心者だったのです

 また幼き頃のご自身の過去を振り返ってみれば  
【そう言えば!始めたばかりの頃は、、高額なロッドを買えず、安物のロッドを使っていたなぁ  】なんてことが、多くの玄人アングラーでもひとつやふたつあるお話しだと思います。
 

チープが悪くプライシーは良い?

 こと“チープ” 【cheap】は、安い・安っぽいといった「悪い意味あいで」使われることが多く、あまり「良い印象」を受けないようにも思えてしまいますが、現実的には一般の方の多くが、このようなチープ呼ばわれされる道具を使ってルアーフィッシングを楽しんでいることも事実で、同じアングラーの仲間なのです。
ではなぜTADがこの「チープ」な物にこだわるのかと言えば、初心者の方でもルアーフィッシングを、もっと楽しんでいただきたいと常日頃から考えているからです。
 

ロッドは時が過ぎ…チープかも

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 私事になりますが、10年前の高額なロッドの素材が、今ではチープなロッドの部品や素材に使われているかもしれませんし、どこまで素材や部品を、製造や組み立てコストなどを下げれば本当のチープなモノになるのかも実際のところ分かりませんし、私もそこまで調べたことなどありません。
 
海外の物に目を向けて見れば、製造した国やメーカーで、価格が変わることもありますし、その逆に高額な物を良く見ると、海外「地元」ではそれほど大きな会社で製造した物では無い物も多く有ります。またその逆にチープなロッドを海外で製作、製造しているメーカーが世界的に優れている会社だったと言うことも良くある事なのです。
 
ルアーフィッシングの楽しみ方は、千差万別なので、高額な商品を求める方は其れで良いと思いますし、その逆に「チープなセット品」でも「品質向上」で、とても良い品物がありますが、ことチープ品と呼ばれている物にたいし、情報が上手く伝わっておらず、残念な事に貴重な情報がエンドユーザーまで伝わっていないと言うことも事実です。
ルアーフィッシングを愛する方でしたら、このチープ品という物にも目を向けてみてください。
この製作や製造についても、いつか書きたいと思います。
 

価格でミルより自分をミル

 とくに目立つのが店の「姿勢」で、これこそが人の
「チープ」と「プライシー」かもしれません。
高額な商品を購入した方には、とくに丁寧な態度をするのに、安価な商品を購入したかたに対しての接客態度が良くない傾向にある気がします。
 
これは私が、同業種だからこそ余計に目立ち、気になってしまうのかもしれませんが、その定員はこの安価なセット品でさえも、きっと使ったことが無いので、それ以上説明を求められても困ってしまう様な定員だと一目で分かってしまいます。
 
 

TADは全てに対応したい

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 私の場合、私が作ったルアーが、どのようなロッドで使用されているかまでは分かりませんので、フィールドで偶然、い合わせた方に声をかけ、なるべく良い情報を提供し、その際ないろんなロッドやルアーの事など情報収集する事などに心がけています。 
 
もちろんルアーフィッシングをスタートしてから、まだ1年もたたない方や5年目や10年目以上の方までいますので、その方の経験してきた「内容やテクニック」などを踏まえて、私の経験やこれからのスタイルについてのアドバイスなどをしています。
私自身も新しい発見が多く有るからです。
 
 

上を追求するが下も追求する

 このようなことも踏まえて先ほどのチープなロッドの話に戻りますが、私からすると販売している新品の
「単に安価な商品」でも、私の見解からすれば、幾ら安価なセット品でも、とても良く出来ていると感じております。
 マイナスな面を言えば幾らでも言えますが、私からすれば「熟年者」であったとしても、プラスの要因の方が圧倒的に多く、とても良い商品が多くあると思います。
 
 

TAD好きな仲間達に!

 機会があれば、是非 為らわずに使用していただきたいと思います。
これも私なりの理由が有り、安価な物は、今から20年か25年ほど前の「最新」の物を使っている物もあるからで、もう一つは、その時代のロッドを使い、自身のテクニックや感覚なども見直せる事ができると思うことです。
 
もしかするとSNSなどの情報に「惑わされ」ているかもしれませんし、ご自身で釣り道具にたいする考え方が、発見や見直をすることが出来ますし、釣りに対して今以上にプラス思考になれると思います。 
 
かと言って 昔の「肉厚なカーボンやワイヤーガイド、ぺなぺなのグラス」ではありませんよ..。 
 
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
 
 
 

マッチザベイトは勘違いかも

ベイトは本当にコレで良いか

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フィッシュイーターが追いかけるベイトは、その魚種により変わることは主知の事実だと思いますが、本当は何がメインベイトかや、ルアーとしても色々考えてみるとターゲットの今日のベイトは「本当にコレで良いか」と迷う時があり、ルアーをターゲットのベイトとして考えて見た時に、サイズやカラーは本当にこれで良いのかと、改めて考えさせられます。
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それがソルトウォーターであれば、シラウオやコノシロなどとなり、フレッシュウォーターの場合はワカサギやフナなどで、このベイトのことを少しご一緒に考えてみてはどうでしょうか。
 
多くのルアーフィッシングを楽しみ、経験している中で、全てを書く事はできませんので、今回は「トラウト」と「バス」を例にあげお話しします。
 

ワカサギがメインベイトですか、、

 各地の湖で釣りをしていると、その湖特有のフィッシュイーター「ターゲット」の餌となる「メインベイト」が必ず多く存在します。
 
いろんな湖で釣りをする際に、必ずボート屋さんに「この時期」と「湖のメインベイトはなんですか?」 と尋ねると、多くの答えが「ワカサギやオイカワ、ハヤ、フナ、コイ」などで他の名前も聞きますが、必ず出てくる魚がやはり「ワカサギ」で、いちばん多く聞く存在のようにも感じます。
 
 

ワカサギカラーのルアーが好き、、

 このようにいまでは、ほぼ全国の湖や池に存在している小魚の代名詞にもなっているように思います。
 
ルアーフィッシングで、その湖にワカサギが「居なければ…」ということを想像もしたことが無い様に思いますし「山上湖にもしワカサギが居なかったら!」 もしかすると釣りにならないかもしれませんし、それは私の中でワカサギがナンバーワンの魚であり「メインベイトのルアーカラー」でもある事と、ワカサギが居ないことを想像するだけで釣り自體が、成り立たなくなる大切な魚になっているからです。
 
とくにボートフィッシングの際には、まず始めに「魚探」を使い、その日のワカサギの動きや行動パターンなどを見極めてからキャストスタートすることが多く、ワカサギに「頼る」フィッシングスタイルが、他の方とは「考え方や見方」が少し違うということです。
 
 

水面下表層か深場か、、

 ボートフィッシングの際、とくに気をつけていることが、その日のワカサギの群れが泳いでいる「深度と速度で、この動きが「表層近く」か、それとも少し深場を泳いでいるかで、その日の攻め方を大きく変え、晴天の日などは、表層、水面近くの群れを狙って探しますが、悪天候の日などは、ある程度の深場の群れを探しながらの釣りとなり、このフィッシングスタイルが、私は好きで必ずこのスタイルでゲームを組み立てます。
このスタイルでやっていると、時々おかしなお話も耳にします。
 
 

マッチザベイトの本音、、

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 私も良く使う言葉で「マッチザベイト」と言う言葉です。  
私が皆さんに説明する時も、良くこの言葉を使いますが【本音から言うと】 マッチザベイトは何となく「少しおかしいなぁ」と 「この表現では合わないなぁ」とも思いながらも説明をしております。
 

着かず離れず遠からず近からず、、

 これは実際に目で確認したボートフィッシングでの出来事を短くお話しします。
 
水面近くでワカサギの群れを3つほど発見し、いつものように群れに「遠からず近からず」「着かず離れず」を繰り返していた時の事で、水面近を泳いでいる「7cm〜8cm」はあろうワカサギの群れを発見し、脅かさないようにほんの少し離れた場所に幾度となくキャストを繰り返していた時のことですが、何気なく周りを良く見るとその群れの近くに、あきらかに違うサイズの魚の影が目に入り、良く観察していると、その魚の正体が28cm越えの「トラウト」3匹だったのです。
 
このトラウト達は、ワカサギより少し深い所を泳いでいるようにも見えましたが、良く観察するとこのトラウト達は、ワカサギの群れを少し離れているのですが、どちらかというと「囲む」かのように3匹で「優雅」に泳いでいるようにも見え、しばらく見ていると突然、魚の影が1体2体徐々に増えている事にも気づき、いつの間にか、その群れの周りにバスまで加わる様になっていたのです。
 

どれがワカサギを攻撃するのか、、

 バスは、ワカサギの斜め後ろ辺りにいることは確認でき「50cm〜1M程離れ」ゆったりと泳ぎ、どちらかというとそのワカサギの群れを狙うのではなく、ワカサギを狙いにきた他の「フィッシュイーター」「トラウト」をターゲットにしているように私は感じとっり、この事は、ルアーフィッシャーマンとすれば、もしかすると、1日で二つの魚が狙え、獲れるかもしれないと、釣り師の欲が出て来ます。 
 
またこんな日は滅多に無いことだと考えると余計に無駄に頑張ってしまいます。
バスとトラウトが両方取れるかもしれないと考えると、少しニヤニヤしていたことを思い出します。
 
 バスやトラウトが群れから外れたワカサギを追いかけたり、体力が無い物に対し攻撃している姿は目にしたことがあるが、良く動画で観るような迫力のある、フィッシュイーターが大きな群れに襲い掛かるようなシーンは、正直なところ観た経験が無いと言っても過言ではない。
 
この時もトラウトもバスもそのような行動は確認できずじまいで、またこの様な過激な行動が100%の攻撃では無いと思うからで、この攻撃は当然フィッシュイーター側も体力を大きく消耗してしまうと言うリスク回避からであり、ベイトの群れを幾度となく追いかけてきたことでの学習だと考えられるからです。
 
 

マッチザベイトが崩された、、

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もちろんこのダブルチャンスを逃すまえとバス・トラウトにはもちろんですが、ワカサギにも余計な刺激を與えないように最善の注意をはらいながら、キャストをしていた時です。
 
何の前振りも無く突然、トラウト」がワカサギを攻撃し始めたその時、今度は、バスがトラウトを追いかけ、見ている目の前で【バスがトラウトを捕らえたのです】  「これはなんだ! 何か起きたんだ」 と「数秒間の出来事で」バスがトラウトを仕留めた。
ということだけは、今でも鮮明に残っています。
 
 

バスには興味が無かったかも、、

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この事を私なりの解釈で振り返ると、バスは、トラウトがワカサギを狙うことを知っていたと言う事になり、バスは、ワカサギを「劣り」に使い、ワカサギより大きいトラウトを初めから襲うことを考えていたとも考えられます。
 
あとから良く考えると、この時の私のワカサギカラーのルアーは「バスには何も興味」がなかったという結論になります。
 
私は単にワカサギが多いからバスもワカサギをメインベイトだと決めつけていただけであり、バス本来の生態についてなにも考えずにいたということです。
 
 自然界では、そう簡単に獲物を捕まえることなどできないということ、自然の法則を全く無視していたという事になり、またこのことで、マッチザベイトという言葉と、自然界では獲物をとる、という事の大切さや、つらさがわかったように感じました。
 
確かに小さなベイトを捕まえるより、その小さなベイトを捕食に来たベイトを捕食することは、自然なことであるということを改めて気づかされた大切な日でありました。
 

襲うサイズにルアーを合わせる、、

 皆さんもマッチザベイトのサイズが、決して120%ではなく、ワカサギなどのベイトを襲う側のルアーサイズにした方が良いかもしれません。
また付け加えると、私はこのサイズやスタイルでも、まぁまぁの答えを出しております。
 
この体験から、110mmからルアーサイズを150mm前後の大きな物に変更して使用しておりますが、もちろん、全てのサイズを変えた訳ではありません。
 
90mmや130mまでのサイズは「ワカサギ」が小さい時期に使用し、フィールドにいるワカサギより「極力大きな」ワカサギカラーのルアーを使用して対応していますし、今ではビッグベイトなどのスタイルも確立してきておりますので、ビッグチャンスがあるかもしれませんね。
 
まだこの続きも体験談も有りますが、また書きます。
今回の内容も皆さんが少しでも参考にしていただければ幸いです。
 
 
 

ルアーハンガーの3ヶ所と4ヶ所の違い

ルアーハンガーが 2ヶ所と3ヶ所か?

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  2ヶ所と3ヶ所の違いが知りたいです。
こんな質問をされ…このことも長くなり、
今回も簡単な説明とし分けて書きたいと思います。
 
 
 

ルアーハンガーの答え

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 当然のことですが、ルアーハンガーは、フロント、センター、リアの3ヶ所から4ヶ所が備えて有ります。
例として、130mm のタイプがいちばん多いので、
130mm前後のタイプとしてお話しします。
貴方はこのルアーハンガーのことを、どの位まで
ご存じでしょうか。
私の周りの方に聞いても「良く分からない?」やそう言われると「上手く説明出来ない?」という答えが意外にも多いということです。
 
 

ハンガーについては正直難しい

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 私も、25年ほど前にルアーハンガーについて書物で調べてみたり、諸先輩達にお聞きしたくらいで「正直コレだ!!」と思いあたる物が無いように思いますから、一般の方が完璧な答えを出せない事も当然だと思いますし、私の様にルアーづくりをやらない方や携わりが無ければ、仕方がない事なのかも知れません。
 
この質問を受けた時に私も、何をどの様に答えたら良いのか少し迷ってしまうくらいです。
例えばや例としてしかお話出来ないので、ご自身のルアースタイルと合わせて読んでいただけると分かりやすいと思います。
ここでの説明の内容は、私個人の見解からのお話になりますので、若干の意見の相違などもあるかも知れませんが、ご了承ください。
 
 

TADルアーテストから

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 多くのバス釣り用やトラウト用などのミノーやジャークベイトなどは、3ヶ所のハンガータイプと4ヶ所のハンガータイプが多く出回っていますが、多くの場合、とくにバス用は、ミノーには3ヶ所タイプの物が多く見受けられ、ジャークベイトになると4ヶ所タイプになる物が多くなります。
この3ヶ所や4ヶ所は各メーカーにより製造過程やフィールドでのテストから導き出したことなので、各メーカーにお尋ねください。
 
TAD製ルアーでの3ヶ所タイプと4ヶ所タイプの場合の話しですが、開発から設計、フィールドテストまでと書いてしまうと長くなりますので短く説明いたします。 
 

ルアーハンガー数3ヶ所のモノ

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 フロント、センター、リアハンガーの話になりますが、フロントはアイハンガーとなりますので、
今回はフックハンガーのことなのでご了承ください。
このタイプは10mmの物と130mmのお話しをします。
 

正直見た目のカッコよさ重視

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 全てのルアーで3ヶ所タイプにする1番の理由は、
ルアーのスタイルが大きく関係しています。
3ヶ所タイプのルアーは、どちらかと言うと、外見や見た目のカッコよさ、スタイルやデザインを考え、その後ルアーの使い方や大まかな場所の設定などをまず最初に決めます。  
これも私の感覚や経験である程度決め、このルアーを使う時の「状況」を想像し、先ずは 陸っぱりでゴロタや護岸沿いやテトラなど足場が安定しないような所での使用を前提に考え製作します。
 

足場が悪いこと移動するために

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 とくに陸っぱりなどでは、次から次へと行動範囲や足場があまり安定しない場所で使用することが多くなり、釣れる場所までの移動するときの収納も楽にすることなども考えます。
またスタイルや設計では、ボディをなるべく大きくし頑丈で壊れない物で、尚且つ陸っぱりを前提にとして考えると、風や波の影響など考慮しボディをなるべく太くするため、本体をフローティングの設定とします。
 

やっぱりフローティングですね

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 フローティング設定の良いところは、
何方でも使用できるというプラスのメリットになり、ルアーとアングラーにとっても「プラスの要素」が多くなると思っているからです。
フローティング設定が上手くいけば、スローフローティング設定の物も追加で作る事もできるので、最終的に各部品の交換や加工を少し変更したシンキングモデルも製作が可能になります。  
 
今の所このやり方で、納得したシンキングモデルは完成していませんが、プロトタイプでは「40%」ほどの良い物が出来上がっております…。
 

ルアーにローリングマークと破壊

 最後に大きな理由として、3ヶ所タイプハンガーは、センターとリアフックが比較的に離れている事で、フック同士が絡まないと言うこともありますが、そのセンターフックの針による「ローリングマーク」キズが付いたり、ルアーの背中辺りに刺さり本体を破壊してしまうと言うこともあります。
それ以上にバス用となると、フックキングの際に大きな負荷がアイハンガーとセンターフックに「想像を超える負荷が掛かる」と言うことも付け加えておきます。
このように3ヶ所タイプのハンガーでも、いろいろと試行錯誤しながらの製作となりますが、そのぶん楽しさも倍増し、考えているだけで「アドレナリン」が出まくります。。。
 
 

ルアーハンガーの数4ヶ所モノ

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 フロント、センター、リアフロント、リアと
合計4ヶ所のハンガーが付いているルアーで、フロントはアイハンガーとなりここでは、フックハンガーのことなのでご了承ください。
 
 

小さなフックに大きな負担が掛かる

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 こちらのタイプも大きく分けてバス用とトラウト用に多く使用されバス用では、ジャークベイトなどが有名で、トラウト用ミノー系になると、普通に見られるタイプだと思います。
バス用ですと「ジャークベイト」が多くなり、また普通の「ミノー」などとは少し使い方や操作、アクションが大きく変わります。
 
少しジャークベイトの話になりますが、ジャークやジャークキングとは「切り裂く」などの他に一般的には「ダート」させるなどの意味も有り、水中のなかをルアーが左右や上下に動き回る動きのことを言います。 その為ジャークベイトに最も求められる事が、ロッドで引いた時に軽いことルアーが「細身」で有ること、そして何より大切なのが、ショートバイトでの掛かりが良い物を求められ、ジャークベイトには細身の物が良いと言うことは「イコール」細長くなり、長いルアーである以上、フックを取り付ける位置も計算し、装着するフックサイズも考え、フック自体の太さや大きさなどもギリギリの設定にします。
 
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 安易に細軸のフックを付けると「折れた」り「ばれる」などの原因にもなると言うことです。 その為フックどうしの間隔が非常に大切で、近すぎればフック同士が絡み合いますし、隙間を多く取りすぎると小さな細軸のフック一本に大きな負担が掛かるようになり、細長いルアーは、振り回されることになり最悪の場合は、バレるかルアーが壊れるかのどちらかになります。 
この釣り自体が水中での出来事なので、掛かった直後はどのように掛かっているがが、分からない状態であり、ある程度水面まで上がってきたときに、初めて目視でフックの状態を確認し、その後のやり取りができる釣りになりますから、はっきり言ってしまえば、掛かったフックの場所とルアー本体の耐久性にかかっている釣りだといっても良いくらいです。
 
 

トラウトのジャンプが勉強になる

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 その次に大変なのが、トラウト用のルアーです。
大まかな釣りの流れは先ほどとそれほど変わらないのですが、ここでのトラウトには、とくに注意しなければならないことが「もうひとつあり」其れは、トラウトの「ビッグジャンプ」です。私もこのジャンプで何度も「ナチュラルリリース」した経験があります。
 
バスもジャンプする魚なのですが、トラウトのジャンプはバスとは違い、大きくくねくねとウネリながらのジャンプになり、幾らルアーを丈夫にしても、フックの刺さりや間隔を「あれこれやっても」答え探しが本当に難しいですね、でもトラウトからは本当に多くのことを教わっています。 
 
 

ハンガー作りでルアーもかわる

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 もうひとつ言えることは、バス用やトラウト用を製作しているからこそ、シーバス用ルアーも製作できるようになりました。
魚種により違いはありますが、皆さんが良い結果を出しておりますので、次のルアー製作に生かしたいと思います。
今回のルアーハンガー3ヶ所と4ヶ所は、どちらにも一長一短があるということです。
大まかに書きましたが何となく分かっていただければ幸いですし、また作り始めた時に書きたいと思っています。
 
今回も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
 
 
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ルアーの根がかり対策とはずし方

根がかりでも楽しいルアーフィッシング

 ルアーはぶん投げて使って楽しむもので、
ハンドメイドルアーでも気軽にキャストできるワザかもしれません。
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フローティングタイプだとしても避けては通れないのが(根がかり)です。
本来、フローティングタイプでの根がかりは、
キャストミスからのトラブルだと思いますが、、
寛大な心でお願いいたします。
 
 良くある話しが「根がかる所に投げるな」と言う方が居ますが、コレは釣り師の話しでは無く、釣りを知らない方のお話しで、魚類自体が何かの障害物(木の枝や根、石や岩)などに身を寄せることはご承知だと思います。
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なにも無い所に(ジッと身を寄せる)などの行動はせず必ず障害物に身を隠すのが普通のことなのです
そうなるとルアーでは、届かないや狙えないと考えてしまいますが、ここがルアーフィッシングの楽しいところでもあり、つらいところでも有りますよね。
 
 

根がかりは外し方の練習を

 先ずは、根がかりの対策案として、私が知人達に教えている方法なので、是非この方法を試し繰り返し練習してみてください。 
 
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岸や船から意図的に浅めのエリアに投げ、積極的にボトムコンタクトをし、あえて根がかり状態にさせるということで次にこの根がかりを外すことを何度も繰り返すという方法です。
 
 この練習で根がかりの「状態を確認」できるようでしたら近くまで行き、しっかりと目でもルアーの根がかり状態を確認することです。
目での確認が完了したら次に、ルアーと糸の状態をみてから少し(2〜3M)離れたところでロッドを使い糸を張り気味に構え、再度ルアーの状態を確認し、最後に根がかりしているルアーの反対側にロッドを回し、もう一度糸を張ってみるとこの時点でルアーの向きが反転すしているか、横向きになりますのでこの状態でロッドを使い「手で糸を軽く」《軽く弾いたり》《緩めたり》することで、今まで根がかっていたルアーが外れると思います。。。

次がラストの練習で

 先ほどの状態がほぼ根がかりなので、次は少し離れた場所から(6〜7M)離れた場所からもう一度根がかりの「状態を想像」しながら、先ほどと同じくロッドを使って外してみます。
外すことに成功したら最終的に(10〜15M)くらいまで離れての練習をしてください。
この距離がいちばん実践的な距離感での外し方となります。
 
もう少しだけ解説すると。
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実戦的な練習をする事で小さな変化にも気付き、
僅かな異変が糸から振動として伝わり、糸が引っ張られたり伸びた感触などの違いも見極めることができるようになります。
 根がかりか? してないか?の判断が徐々に速くなり「なんとなく」の感覚でも分かるようになります。
キャストして直ぐに引っかかるかの見極めも出来るようになり、根がかりそうと感じたときに軽く外す行動も原理も知る事に繋がりますので当然根がかりの回数はさがります。】
 
これが一番良い練習方法だと思います。。。
 

結果OKだけど

 多くの方が、勘違いしている外し方は、糸を(手で強く引っ張る)やロッドで(強くアオル)などの行為はしないと言うことです。
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このやり方のいちばんダメな行為で壊す恐れやルアーをその場に残す恐れが多くなってしまうからです。
もちろん 私も他のジクやワイヤーベイト系などでは、手でチカラ強く引っ張るなどのやり方もしますけど。。
 
 

根がかりは自然のチカラをかりて 

 どのようなやり方がベストなのか…
気軽にキャストできる裏ワザかもしれません。
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いちばん良い、最高な外し方は(何もしない)これが簡単な方法なのです。
根がかりをしたと思ったら「引っ張る」などのことはせずに(その場で糸を切る)ことです。
 
  1. リールから(糸を3mほど)出し、ルアーに繋がっている糸を(足元の何か)に縛り、縛っておく物は石や枝など(動かないモノ)に限りますが、どうしても近くに縛るモノが無い時は(自分の足や靴紐)などに縛ってしまうことです。
  2. そのまま(他のルアーで釣り)を続行する事が可能です。
  3. 30分ほど経過したら(軽く引っ張って)みて取れない場合は、もう少し時間を掛け(1〜2時間後)もう一度引っ張ってみてください。
  4. 多くの場合大体これで取れるハズです。
 
 

根がかったルアーはなぜ取れるか

 基本は、フローティングタイプのルアーに限りますが(風や波の影響)で勝手に揺れて外れますし、ルアーが根がかりをしたとしても(無闇)に引っ張ってはずそうとせず、自然の力(ルアーの浮力)で外すことができます。
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この外し方では、時間が掛かってしまうということもありますが、逆を言えば時間! 釣りに!楽しむ時間を多く取りましょう。
例え根がかりしたとしても、帰る頃には、貴方の手元にボックスにルアーが戻っているはずです。。。
 
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この外し方は、TAD製ルアーのフローティングモデルでの外し方で、他社のフローティングモデルでは出来ない場合も有りますが、私の経験から大体の物は外れ回収できます。
 
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根がかりも嫌なことですが、フィールドにルアーという(ゴミ)を残すほうが次の釣りが嫌になります。
皆さんのルアーもゴミにならないように色々と工夫してみてください。
また良い外し方などが有りましたら是非 教えて下さい。
少しでも根がかりで水中にルアーという(ゴミ)がフィールドから無くなれば良いと思いますし、その事が自然環境を大切にするということに繋がれば嬉しく思います。
 
今回も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
 
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細身のルアーをキャストするとき

ぶん投げて使って楽しむことが1番です。

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 ルアーを操る事がルアーフィッシングのいちばんの楽しみであり、ルアーをラインにセットした時に、
TADのハンドメイドルアーの飛距離に驚かされることでしょう。
TADルアーはウエイトバランスを考え、初心者の方でも簡単に飛距離が出るハンドメイドルアーを日々考え製作しています。
修理などにも力を入れておりますのでお気軽にご使用できます。
 

ロングディスタンスからロングキャスト

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 とくに細身のウッド製ハンドメイドのストレートミノーをキャストした瞬間、ルアーの形状や構造的に通常の物より飛距離が出なかったり、リリース途中やポイント手前でくるくると回転したことや期待外れな経験をした方も多い出来事のひとつだと思いますが、
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TADは独自に計算されたウエイトバランス「固定式ウエイト」により、ハンドメイドルアーが初めての方でもキャストコントロールをより簡単にできるようにと、  また正確な方向へと飛んでいくように設定しました。
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 とくにハイプレッシャーの高いフィールドでは、
どうしてもターゲットまでの距離「ロングディスタンス」を取らなくてはなりません。
その際、ルアー本体はもちろんですが、ライン抵抗や空気抵抗なども考えると、できるだけボディ後方側に重心を置くことで、初心者でもロングキャスティングが可能になり効率的に攻めることも可能になりました。
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 このウエイトバランスにより、初めての方でも
楽しくキャストでき、キャスト回数が増えることで自然と次の釣果にも繋がっていきます。
そこで次に気になることは、ルアーのシステム設定だと思います。
 

二種類のウエイトもフローティング設定

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 TADの基本的な設定は、二種類あり
スーパーフローティングとスローフローティング設定です。
フローティング設定の方が使用頻度が多いということ、また根がかりやミスキャストがあったとしても、
水面に浮いていることから特に最初の一本目にはお勧めです。
 

ベイトを演出することも簡単に

 フローティングはあらゆる釣りで使用が可能なルアーであり、初めてのフィールドやオープンウォーターで水面付近を漂う小魚の群れや、岸沿まで追われて逃げ惑うベイトの様子などを小刻みなトゥイッチグなどで演出や再現が簡単にできます。
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 またこれと同時にトゥイッチングを入れたルアーは、正面からの光がフラットヘッド効果で輝いてアピールし、後方や斜めからの光はアルミ箔やパール塗装の効果により拡散し、ボディ上部やサイド部は、タイトウォブリングの動きと光りの効果でアピールします。
また頭部下からベリー部は光を抑え気味の塗装でシルエットや色の「濃淡」でくっきりとみせ、ボディ上下やボディ全体でしっかりとアピールします。
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 なお この効果はTADならではの優しいナチュラルな輝きや動きとなります。。。
 
 
 このようにハンドメイドルアーが初めての方や初心者の方でも気軽にキャストでき、ルアーフィッシングの楽しさを味わって欲しいとTADは考えております。
 
またハンドメイドルアーに関して分からない事やご質問等がありましたら、お気軽にご連絡くださればお答えいたします。
 
今回も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
 
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ルアーは模写ではなくTADの感覚で

ルアーボディスタイルは独自

 真似や模写ではなくTADの感覚で製作しています。
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 印刷機や用紙、塗料の改良や技術の進歩により、今まで素人では実現する事があまり出来なかったカラーリングが、プリンターの技術により素人でもわりと簡単にリアルなカラーリングが再現できるようにもなり、綺麗なカラーリング台紙が可能となっております。
 
ボディ構造でも(ボディの製作)すらも(3Dプリンター)を使用することでとてもリアルな構造ができます。
ですがこのプリンターに(設計図)を入力することもやはり、時間を掛けて勉強をしなくてはなりませんし、これも本人が技術者とならなければ、なんら意味を持たないことになります。
 
 また昨今流行りの、樹脂での製造製品も多くなりましたが(樹脂でルアー製作)をすることもその樹脂の取り扱いかたを学ばなければ当然ルアーはできません。
 なにが良く、どのような素材が良いのかやどのようにカラーリングをするかが、これからのハンドメイドルアーのあり方かもしれませんし、そこにはコンピュータ技術者としての技術も兼ね揃えていなくてはなりません。
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 個々の作り手が、いろんな(ルアー素材にこだわり思いを持って製作しているのですから、TADは銘木材にいま以上に目を向けていきたいと感じております。
 

ルアー擬似餌はマネではなく

 ちょっと意味の深いお話しかもしれませんがTADはあまり(リアル)なカラーリングは好んでいません。
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 擬似餌の本来あるべき姿とは、本質とはなにかと考え(擬似餌)ハンドメイドルアーとはどこまで行くべきかを常に模索しています。
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 ここで一番大切なことは、擬似餌、ルアーである以上《魚を獲らなければ意味がありません》ので、ルアーである事を最大限にアピールし釣果へ繋げる事も狙いながら考えております。
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 このことは、TADボディ形状からも見え隠れでき
ボディ形状を魚系)にした場合、カラーリングは
派手なカラー)や(木目をいかしたもの)に仕上げ、ボディ形状()でないものはなるべくカラーリングを(リアル系)に近くなるようにしております。
 
 独自の「ボディスタイル」で魚に見えるか「カラーリング」で魚に見えるかの2通りを製作し、使用する
アングラーに選択はお任せしております。
 
 この考え方も、私の押し付けに成らぬように自由に選択していただき、その後 ボディ材やスタイルのことカラーリングに対する思いなどをお話しします。
 

ルアーを好きなスタイルに加工

 この時 ルアー的アドバイスは多少しますが、あまり私からの情報が多くなると、色々と戸惑いが多くなってしまいます。
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 これは釣り師のサガでもある(挑戦)をする方が多くなる傾向があるからです。
 
 私の経験からすれば、少しずつ楽しむスタイルが良いと考えているからで、フィッシングスタイルに合うや合わないなどと言う事ではなく、カラーリングも素材の銘木材も、ご自身が選んだ物を優先的に製作することは第一なのですが、ここで少しだけ私のアドバイスもプラスしていただき、より良い物に仕上げ、全ての工程にこだわり、オーナーの意志や思いなども一緒に込め、一本一本製作していきます。
 

ルアーに本物の逸品を

 このお話しをすると、銘木材を使用し高価な物を勧めている様にも聞こえますが、良い物であり、継続して製作しているのがTADであり、たんに銘木材を使用し、高価な物を求めているのではなく、本物の逸品を「一点もの」を製作しております。
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 そのためには、先ずは手に取って頂き、擬似餌
ルアー」であることの本質やTADの考え方なども同時に理解し納得して使用していただける物だと思いますし、そうあり続けたいと考えております。
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 もちろんルアーである以上、魚を獲らなければ意味がありませんので擬似餌である事を最大限にアピールしていき、少しでも皆さんの良い釣果へ繋げる事も日々模索しておりますし、修理やリペイントなどにも力を入れております。
 
 

釣れるカラーを探している

 TADルアーは決してリアルな…
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 擬似餌(ルアー)としての基本的な考え方は何ら変わりませんが、この先もTADはこのスタイルを変えずに製作していきます。
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 また全ての工程を1人で行っているため決して多くはできませんが、ルアーフィッシングを楽しんで欲しいという願いとスタイルを大切にしております。
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 リアルでも釣れるがリアルで無くても釣れるカラーリングを日々模索していると言うことです。。。
 
今回も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
 
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ビッグベイトキャスティングルアー

ビッグベイトキャスティングルアーすでに22年

TADビッグベイトタイプ

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  昨今 特に人気がある物は、ビッグベイトキャスティング系のバス用ルアーで「ヒュージュ」【飛遊樹】
(HUGE)と「ランチベイト」(launchbait)ストレートペンシルシリーズがあり、「180mm〜280mm」サイズで《2ジョイントタイプ》《3ジョイントタイプ》フローティングモデルの【キャスティングルアー】がとくに喜ばれています。  
また 数量限定として「ヒュージュ」290mm〜380mmの3ジョイントも製作しております。 
 

使用している材料

  スーパーハードバルサ材
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 普段、使用しているハードバルサ材より堅い材料です。
その他の材料で、木曽ひのき、青森ひば、吉野桧 などが有ります。
 

ビッグベイトの釣法、釣り方

 すぐにでも出来る簡単なアドバイス、釣り方を短めにひとつ。
2001年に【スーパービッグベイダー】の○○○さんとの対談のなかで聞いたやり方や考え方ですが、現在でも通用しますし、私が実際に行動している釣り方です。
 

見かけないスタイル

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 TADのビッグベイトは「ヒュージュ」
キャスト後、着水後からビッグベイトゲームがスタートです。
 

タテの泳ぎを良くみる

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 ビッグベイトのルアーコントロールとは、キャスト後 直ぐに「糸ふけをとる」や「ロッドで煽る」のでは無く、まずは着水したルアーを「良く観察する」ことが大切で、その後、軽くリトリーブし、ルアーが「左右」の動きではなく「上下に揺れている」状態で動いている時の「揺れ方」を見ることです。
 
私は特にこの「タテの動き」に注目しながらの釣りということです。
元々ビッグベイトは「着水し浮いてる」だけでも充分に存在感がありますが、言い換えれば、ターゲットから「見破られる」ことも多いと言うことにもなります。
 
 

リザーバーがグッド

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 私がこの釣りが好きな大きな理由として、ひとつ上げるとしたら《リザーバー》岸釣りでも狙えると言うことです。
このスタイルは、幼い頃にやっていた釣りのやり方で、私の好きなスタイルと何処か重なる所があるからです。
またこの【ビッグベイトスタイル】が、流行り初めの頃【1999〜2001年】は「各雑誌社でも多く取り上げ」その頃のスタイルや釣り方が、このやり方だった事も有り好きな理由です。
 
 

ビッグベイトこそショアから

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 ビッグベイト系の釣り方で多くの方が、岸沿い
【ショア】から投げる方が多くいます。
遠くから投げるため「ターゲットに気付かれず」
また冲にある「駆け上がり」の向こう側に届くように、シンキングタイプを選んだりもしますし、少し深場を狙いたい時も使いやすくとても良いルアーだからということです。
 
 

ビッグベイトも着水後を大切する

 すべての水に浮いている物は、わずかながらでも
上下に動いて」いますが、なぜかキャスティングルアーでは、この動きを「見逃す」や「無視」する方が多くいます。
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 トップウォータールアー、とくに「オールドタイプなど」の好きな方は、キャストしてから直ぐにアクションを付けるか、もしくは、しばらく時間を置いてから、アクションを付けるのかを「心得て」おりますが、普段あまりトップウォータールアーを使わない方は「時間をとる」や「時間をつかう」ことがあまり上手くでき無いように見えます。
 
 私もクランクシャッドベイトなどをキャストした際は、素早くアクション「潜らせる」を付けますが、他のルアーでキャスト後、直ぐにアクションを付けることなどはしません。
もしかすると、他の方より長く水面にルアーを置いているかもしれません。
 
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 この事は、ビッグベイトでも本来なんら変わらないのですが、多くの方がキャスト後直ぐにオーバーなアクションを付けてアピールしています。 
私はこの時点で、あゝまずいなぁと  つい心の中で叫んでしまうことがあります。
 
 

ビッグベイトは釣れるカテゴリー

 ビッグベイト特有の8インチ以上、70グラムオーバーのルアーが、水面との接触で大きな音を【バッシャ~ンやドボ~ン】とたてますが、この時の音の大きさにも初めての方は、びっくりすることですが《ビッグベイトキャスティングフィッシング》に至っていえば、この大きな音が重要であり『要素」「ファクター的」となる事が多くあります。
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 キャスティング後そのまま浮かせて置く
“デッドスティッキング状態 ”や漂わせることも、
ビッグベイトならではの、大切なアクションのひとつだと考えています。
 

着水後直ぐにアクション

 最近、気になった事が、キャスト後直ぐに「水面を大きくかき回すなど」とても「騒がしい釣り方」は、ビッグベイト好きの私から見ると《いかがなものかなぁ》と思います。
もう少しビッグベイトを理解し、ビッグベイトにアタックしてくる「魚に対しても優しく」してほしいからです。
なぜこのような釣り方が流行ってしまったのか、わかりませんが、私の経験や知るかぎり、この釣り方は決してお勧めできないやり方です。
 
 ビッグベイトフィッシングという《ひとつのカテゴリー》だとしても、もう少しルアーフィッシングの事を理解して使って欲しいと思います。
このやり方も「リアクションの釣り方」だと言われれば其れまでの事なのですが、他のルアーでも出来そうな気がしますね… まだまだ私の勉強不足なのかも知れませんが【海外の釣りでは】見かけないスタイルだと思います。
 
 この釣り業界に携わってきて思うことは、本当にいろんな釣り方が流行り、またその影で多くのスタイルやカテゴリーが、飽きられ消えていきました。
ですから このキャスティングビッグベイトの釣りだけは、もう少し皆さんに「釣れるカテゴリー」であり「カッコいい」スタイルなんだという事を理解してもらいたいと思います。
 
 

スローやステディからの

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 着水後、周りの変化をみながらスローリトリーブで泳ぎだし「デッドスロー領域」はゆったりやゆっくりとした動きを出す事ができ、この動きでも想像以上にしっかりとターゲットにアピールできます。
またリーリングによるスローリトリーブでは、しっかりと泳ぎ「ステディリトリーブ」は、左右に倒れこむ様なナチュラルアクションも演出できます。
 
 このアクションは、リトリーブスピード「巻く速さ」でコントロールでき、次にリトリーブを止めることで、デッドスティッキングアクションも演出できます。
この一連の流れで、また最初のアクションからも始められますし、アクションを少し変えるのであれば「ここゾ!と思うポイントで」大きなアクションを付けると「跳ね上がった」ようなアクションも演出できます。
これが私のビッグベイトキャスティングルアーでの大まかな流れです。
 
 

チェイスがあるは宝ですょ

 ビッグベイトを巻いていると【必ず】出現するアイツです。
ルアーの後を「一定の距離」で「チェイス」して来たり、またあと一歩まで「バイトに持ち込めない」アイツが、必ず出て来ますし、多くの方が この「チェイスだけで終わってしまった」と言う経験があると思います。
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 ですがこの《チェイスがあった》という事が、とても大切だという事を、わかっていない方が多くおります。
チェイスがあると言う事は「ターゲットが興味を持っている」という確たる証拠になるのですが、多くの方が、この事に気付かず、諦めてしまいますが、この事は「とてもよい傾向」であり、証拠や確信できることになるわけです。
この時点で釣れなかったとしても、この状況下を良く観察してみれば、それぼど難しく考えることは無くなり、それより大切な事は、どの辺りから「現れたか」貴方がどの辺りで「気が付いたか」で、アクションを変えれば良く、アクションを付ける位置さえわかれば良いのです。
この事が、楽しさや難しさが分かる「良い経験」や「これこそが宝」だと思いますし、次のチャンスにも巡り合える事の始まりで【ビッグベイトキャスティングルアーだからできた】体験なのです。
 

ビッグベイトでの釣り方

 フローティングとシンキングの使い分けが重要なカテゴリーになります。
 

シンキングタイプ

 多くの場合、ボートから釣るスタイルになります。
このタイプのビッグベイトは「完全にボトムをとる」ことを前提に考え、ボトムを完全にとり、ボトムから中層を超デッドスロー引きする事です。
 
 その際にリーダーシステムを組むことで、リーダーに「フロロカーボン製」を使用します。
この釣り方をすれば、間違え無く魚は釣れると思いますが、少しでもルアーが「根がかりする」や「ルアーか無くなってしまうと困る」と考えたりする方はこの釣り方には、向いていません。
 
 もちろんこの釣り方は、ある程度の経験者から教わりながらやる事を前提のお話しです。
あまり経験したことが無いかたは、ルアーを多く「ロストする」前にやめた方が良いと思います。
 

シンキングのアクション

 デッドスロー引きをする際に、必ず「ロッドはなるべく立て気味」にかまえ、シンキングだからと言ってもロッドは、下げずにリトリーブをすることです。
またリトリーブ中にここだと思う場所でリトリーブをやめて「ルアーを上下に跳ねさせる」ことです。 
イメージでは、ラバージグをボトムバンプと言っても「完全にボトムに着けるのでは無く」 ほんの少しボトムよりの中層です。
このバンプアクションで、シンキングタイプは、上下運動とスイム運動の両方ができ、効果的なアクションでアピールできます。
スローでの、ただ引きシンキングアクションでは、魅力に掛けますが、上下の動きが付く事で、水もかき回し「ルアーの後方には、渦巻き」ができるはずです。
これでただ引きのルアーが、ターゲットから見れば「パニックアクション」を起こしている様にも見えるはずです。
 
 

フローティングのアクション

 フローティングタイプでも、上下運動は付けるのですが、フローティングの場合「シンキングと逆の操作」が求められます。
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 超スローリトリーブから、一気に引く《トゥイッチングやジャーキング》のような動きを、ロッド操作でアクションを付けますが、動作は非常に短い時間で行い、この動きは、超スローの時に突然ジャークを入れる事でルアーは、頭側が上がり尻側が下がりを繰り返す事で、不規則な動きを出すためです。
この上下しながら移動する事で、ターゲットから見れば、ベイトがパニックを起こしたかのように見えます。
なお 使用するルアーのサイズにより、ジャークする時間は変わります。
 
 

チェイスがあるからは、NG

 ビッグベイトルアーでは
不自然な動きを与えないこと】で、これこそがビッグベイトならではの【演出】です。
 そのため水面に落ちた時の音、水面に浮いている時なども、全てが一連の動き【前提に考えて】ゲームを組み立て「チェイスはしてくるが」あとひとつ…こんな時は、こちらが【無視】することです。私の場合1時間から2時間ほどは、なるべくターゲットの視界に入らないように、【捨てキャスト】をして様子をみること、このやり方も【ビッグベイトだから出来るスタイル】なのです。
 
  アングラーの心理からすれば、どうしても追いかけたくなりますが《アングラーから魚が見えている時は、魚からもアングラーが丸見えです。》
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 これでは、95%勝負になりません。
 
(追いかける者は 逃げられる者となり) です。  
必ず時間を置きましょう。
 

タテとボトムがキーになる

 フローティングは左右の動きだけでは無く【タテの動き】を必ず入れ、速い動き、遅い動きを使い分けることです。
シンキングはボトムから攻める
【ボトムを恐れず】必ず【しゃくり上げる】ような動きを入れ、超スローを繰り返すことです。
 

ビッグベイトでビッグチャンス

 貴方にも、私にもビッグベイトで大きなチャンスが有ります。
出会いが有れば【TADヒュージュ】もよろしくお願いします。
是非 これを機会に始めてみてはいかがでしょうか。 
スーパービッグベイダーの○○○さんと、、が気になる方は、トップページの【ギャラリー写真】からご覧いただけます。
 
 今回書いたことが、少しでも参考になれば幸いです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
  
I hope big bait casting fishing will last forever.   
Good fishing and good luck  
                              T.A.D  Thank you
 
 
 

ダガールアーはヘキサボディ形

ルアーヘキサダガーボディ

 TAD独自のダガー【ミノー】と【ジャーク】
ベイトシリーズをテーマに書きますが各種仕様の使い方や説明などが多すぎますので数段階に分けたいと思います。
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先ずは「ダガー名の由来」と簡単なスタイル説明です。
ダガーのボディー形状「ヘキサ」の形をしており、ルアーネームは「ダガーベイト」と名付け、製作開始から約20年以上となりますが、今でも改良、改善、進化し日々製作しています。 
 

ダガーボディースタイルとは

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 独自のルアーヘキサボディ【Hexa】はダガーベイトと言い、この特長ともいえるフォルムは、六角形の名称で、ルアー釣りボディスタイルとして一般的に知られています。
 

ルアー名はダガー【Dagger】ベイト

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 ルアー名の【Dagger】『ダガー』とは、短刀、短剣や両刃という意味や「投げて使う」などの意味もあり、投げて使うルアーフィッシングには、ぴったりだと思っています。
 

ダガースタイルとは

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 ルアー作り「ミノー作り」を何年もやっていると、幾つものことながら「トライアンドエラー」 テスト品の中にも「アウト品」が多く出てしまいます。
初めの頃は、多い時などは、半年あまりで『12個から15個位』は出していたと思います。 
正直その中から良い物を3個1『サンコイチ』の様にした物がいまのスタイルの始まりで、この時はまだ完全なスタイルではなく「何となくカッコいい」程度の物でした。
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そこから新たにボディの形を少しずつ変え、出来上がった物が現在のダガーボディスタイルです。
 
 もちろん すぐにこの形になったのでは無く、何度も形を削ってはテストを繰り返し行い、ここからまたテスト期間までは、約3年ほど掛かり、ここまでに作った本数は【50〜60本】ほどで、そのなかで、上手くテストサンプルまで仕上がったモノが「30本ほど」だったと思います。 
 

テスト用の本数とカラーリング

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 材料からボディラインまで削った本数は【150本を遥かに超えてる】としか覚えが有りません。
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 ここまでの段階ではカラーリングは、シンプルな「ブラウン系」ナチュラルなカラーリングに「ベリー部分」だけを「ホワイト塗装」にした物です。
このカラーリングだけの方が「テスト用」とした時の「結果」が早くでるからで、あまりカラーリングを行ってしまうと【カラーリング】で反応したのか動き【アクション】で反応したのかが、分からなくなるためです。
 

変わらぬテスト用サンプル作り

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 今でも新作を作り出す時は、20本ほどは作り、
その中の10本ほどが《本テスト用》として使用します。
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なお この作業は「バスルアー」145cmを例に上げましたが、長さや大きさ、ベース材料などでも変わり、タイプの違う「トラウトミノーやシーバスミノー」でも全てやる事は変わらず、このテストを1からなん度でも繰り返します。
その為ダガータイプは、今でも改良、改善、進化し続けることが出来るのです。
 

ヘキサボディの煌めき

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 一度見るとこのルアーは「貴方の記憶に残る」スタイルだと思います。
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 一際目を引く「大きなフラットヘッド」が、水面で「キラキラと輝き」その姿を貴方でしたら、簡単に想像できると思います。
 
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 ボディーサイドはヘッドからテールまでストレートタイプで、下方向にカットしてあり、下方向「ベリー」から見ると、お腹のセンターに向かい、徐々に細くなっています。
またボディサイドに、アルミシートでウロコ模様を刻んだ事とカラーリングをしたことで、お腹側からボディを見た時には同じように見えますが、ヘッド部分は大きく、テール側はより細く見え、テール後方見ると細く、前方から見ると、より大きくみえる事が特長です。
 

ターゲットも見まちがえる

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 このようにルアー全体を見ると、全体のサイズ間が分からなくなり、ターゲットが「見間違えた」かのようになりますが、下側「ベリー」から見た時は、普通の大きさにさえ見え、ターゲットはおもわずアタックしてきます。
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 これはボディのカラーリング効果で「背中が大きく見える」ようなカラーリングと「お腹側は」センターに【1本線の様に細く中心線を描くようにカラーリングをしているからです。
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ヘキサボディは左右に傾いても

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 センターのホワイト塗装が目立ち、左右に動いている事も「はっきり」と確認できると思いますし、人間の目より魚の目のほうが良いので、この「識別」は魚から見ればクッキリと姿やスタイルも見えているはずです
 

ダガーボディには平面が大切

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 ボディサイドを【ストレート】平面にした事で、
アルミ箔が一段と綺麗に貼れ、アルミに刻み込んだ《ナイフカット》のウロコ模様も綺麗に見えます。
このアルミシートと鱗模様が止まっているときでも、風や波の影響を受けてキラキラと輝き、その存在感をアピールします。
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 また動きを付けるときは「軽くトゥイッチング」などを入れることで、それまで以上の輝きを放ち続けます。
これこそがヘキサダガーボディの持ち味でもあります。
 

ダガーはなぜフラットヘッド

 TADダガーの本当の意味を知るひとつが、フラットヘッドとの【組み合わせ】の意味や実力です。
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 フラットヘッドがキラキラと輝き続けることで、アングラーはルアーを見失うことが少なく、ルアーを見つけやすくなります。
またフィッシュゾーンや「アタック」の見逃しも少なく、良くあるルアーチェイスだけで終わってしまうことなどや、ターゲットフィッシュの「ミスバイト」なども少なくなります。
 

ヘキサルアーテールエンドまで

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 ここで最後は《テールエンド》で悩んだ事です。
他のルアーを見ていると、テールエンドは「丸形」になっていますが、ダガーテールはエンドまでヘキサ形にしています。
丸形エンドのほうが「空気や水の抵抗は受けづらい」ことや、何よりルアーは「キャストする」ことイコール「テール側から水に侵入する」ということを前提に考えなければいけません。
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 そのことを考えるとヘキサテール「角が有る」と《破損しやすい》ということになってしまい、この問題をクリアすることが、「ダガールアーの個性」の出し方だとも思っています。
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 テストを繰り返し、でき上がったヘキサテールエンドは、丸形テールとなんら遜色ない物です。
 

ヘキサボディ全体でかき回す

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 ボディを全体で見ると、前方が大きく後方が細い作り方をしており、この形から「空気や水の流れ」をルアー後方に綺麗に流すには、小さくても同じ形でなくてはならないと考え、特に水流を渦巻きを出すです。
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 これは《カルマン渦列》《ウォーターディスプレイスメント》 現象をより多く、綺麗に出すための考えです。
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カルマン渦列やウォーターディスプレイスメントについて
書いたことがありますので、気になる方は「月別アーカイブ」をご覧ください。
 
* 2020.11.=ルアーを引いた後の波や渦巻2
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ウォーターディスプレイスメントは

 ルアーに求める「釣れる現象のひとつ」だと思っています。
この現象で「魚が釣れる」と言うことは、現行のダガーでも問題は無いと思いますが、もうひとつ、もう少しだけ改良が必要だとも考えており、日々頭を抱えながらテストを繰り返し、思考錯誤し改良を続けておりますが、その際、若干のキズや破損などができますが、現状で現行のダガールアーは、良いものだと「確信」しております。
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 まだまだダガールアーの事に付いて書きたい事が多く有り、今回のことだけでは終わりません。
またかきますので、宜しくお願いします。
 
 
最後になりましたが【リップ交換や修理】は全て(基本無料)です。ご安心ください。
修理などに関しましては、お問い合わせ下さい。
今回書いたことが、少しでも参考になれば幸いです。
 
最後までお付き合いいただきありがとうございました。  
Good fishing and good luck  
                  T.A.D  Thank you
 
 

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